コーンスネークというヘビをご存知でしょうか?
今旬のペットとしても人気のヘビなんです。
コーンスネークって?
コーンスネークはアメリカに生息しているナミヘビ科のヘビです。
日本のアオダイショウの仲間で、アカダイショウの別名も持っているヘビです。
体長は120~180㎝、のんびりとしていてとてもおとなしい性格。
びっくりさせなければ決して自分から噛みついてくることはなく、触られても決して嫌がらないペットとしては最高のヘビなんです。
コーンスネークの人気の秘密
コーンスネークが何でそんなに人気なのかというと、まずは飼育が比較的簡単だということ。
そして、先にも書きましたが、大人しくて危険がないということ。
最後に最大の魅力はそのカラフルなバリエーション!!真っ白やピンクや赤など、色々な種類がいて、そのどれもが何とも美しい色合い。
そんなところが女性にも絶大の人気を誇っているんです。
また、蛇にありがちな威嚇の「シャー」という声も決して出さないし、排泄物も全くと言っていいほど匂わないという点も高いポイントです。
コーンスネークの値段
コーンスネークは種類にもよりますが、ノーマルなタイプで8千円。アルビノやスノーといった種類は1万円から1万5千円ほど。
決して安いとは言えない価格ですが、それだけの価値がある蛇です。
コーンスネークを飼おう
コーンスネークはプラスチックの虫かごで飼うことが出来ます。
成長したコーンスネークは150㎝前後になりますが、全部が伸びた状態でいることはないので、とぐろを巻いている状態ではそれほどの大きさを感じさせません。
飼育のために必要な道具
コーンスネークの飼育のためにはゲージの他にパネルヒーターや温湿度計、水入れ、ペットシーツ、ピンセットなどが必要です。
パネルヒーターはゲージの半分から3分の1ほどの大きさのものが最適です。
あまり温度や湿度が高くなりすぎれば、コーンスネークは死んでしまうからです。
最適な温度は25~28℃と言われています。
湿度計と温度計が一緒になっているものがあるととても便利です。
蛇のゲージ用の商品もあるので、初めての方にはそちらがオススメです。
ゲージの下にはペットシーツや新聞紙、木材チップなどをひくと良いでしょう。
忘れてはいけないのが水入れ。脱皮の時などは体を十分に濡らしてから行います。
また、コーンスネークを購入した時も一度無理やりにでも水に入れてあげるのが良いようです。
それは移動する時は彼らを完全な絶食状態にして、糞尿などで周りが汚れないようにして日本に輸入されてきます。
つまり、かなりの脱水状態で日本に到着するというわけ。
慣れない環境のゲージに入れられた場合、水場の場所を特定できないこともあります。
水場の位置を把握させるためにもちょっと手助けして水に入れてあげるのが良いのだそうです。
コーンスネークのエサ
コーンスネークのエサは冷凍のピンクマウスを解凍して与えます。
もしかしたら、蛇を飼いたい人にとって、これが一番の難関かもしれません。
冷凍してあるピンクマウスを扱えなければコーンスネークは飼えません。
一週間に一度程度で良いのですが、凍ったピンクマウスを完全に解凍した状態で与えることが必要です。
自然解凍やお湯などにつけて完全に解凍させます。
そうでなければ、コーンスネークがお腹を下したり、体長不良になる可能性があるからです。
解凍されたピンクマウスはなかなかの生々しさ。
しかし、可愛いコーンスネークのためにここを乗り越えましょう。
エサ台は一か月で500円程度ですので、かなりリーズナブルで家計にも優しい!!
まとめ
きれい、かわいい、大人しい、エサ代がかからないと本当に有難くうれしい蛇!
確かにアオダイショウは家の守り神ともいわれているので、家庭で飼うのには最適な蛇の種類なのかもしれません。
白、赤、ピンク、オレンジ、黄色、縞々。あなたならどのコーンスネークを選びますか?