皆さんはセイブシシバナヘビというヘビを知っていますか?
ヘビ愛好家の方からは結構人気の種類のようで、ペットとして飼われている方も多いそうですね。
まん丸した顔をしていて、癒し系ヘビと言われているそうです☆
セイブシシバナヘビの抜け殻は、持っていると幸運になれるとかなれないとか…。
今回はセイブシシバナヘビの生態や特徴、そして飼育方法について紹介していきたいと思います!
ヘビだけど恐くない?!セイブシシバナヘビの生態と特徴
セイブシシバナヘビはマイマイヘビ科シシバナヘビ属に分類されるヘビです。
生息地は、主にメキシコやアメリカやカナダ南部に広く分布しています。
生活する環境は、標高2400m程度までの荒れ地や草丈の低い草原などのやや乾燥した場所を好みます。
行動時間は昼行性で早朝から夕方にかけて餌を求めて活発に行動し、夜は巣穴などで大人しくしている事が多いです。
体長は約40㎝~50㎝程の大きさで、最大90㎝のものが発見された記録もあります。
体の特長としましては、体の色はクリーム色がかかった地色に35個~40個程度の暗褐色の斑紋が入った地味な色をしていますが、腹面は黒地に黄色の不規則な斑紋があり少し派手な感じです。
セイブシシバナヘビは体つきが特徴的で、全体的に太くずっしりしていて、頭部の先端は硬い鱗に覆われているのが特徴です。
ヘビと言っても普通のヘビよりは厳つさも無く、本当に可愛らしいヘビですよ♪
秋から冬にかけては冬眠していますが、春ごろになると繁殖活動に入ります。
雌は交尾を終えると、4個~30個の卵を産み、卵は50日~64日くらいで孵化します。
獲物となるものは、主にカエルを好んで食べていますが、他にもトカゲや小さいヘビ、そしてネズミなどの小動物なども食べる事があります。
体の特徴の一つである、反りあがった吻端は獲物を探す時に土を掘り返す為に使われているようです。
セイブシシバナヘビは身の危険を感じると、体をカチカチに硬直させて口を大きく開け、ひっくり返って腹側を見せて死んだふりをします。
セイブシシバナヘビの死んだふりは、すごく上手で本当に死んでいるように見えます。
ヘビ類の中でこのように擬死行動をするのは、大変珍しい事と言われています。
そして、あまり知られていませんが、セイブシシバナヘビの牙には毒があるので長時間噛まれた場合毒が入り込んでくるので、少し注意が必要です。
セイブシシバナヘビの飼育方法~セイブシシバナヘビの雑学~
何故、セイブシシバナヘビがペットとして人気なのかは、クリクリした大きな目と口先が上に反りかえっていて、なんとも言えないキュートな顔を持っている事が関係しているでしょう。
そんなセイブシシバナヘビの飼育方法とはどういったものなのでしょうか?
まず、用意するものは下記の通りです。
- ケース
- シェルター
- 水入れ
- ヒーター
- 温湿度計
- 床材
- ピンセット
ペットショップに行けばこれらの道具は簡単に手に入れる事が出来ます。
餌についてですが、最初はカエルからあげるのが良いようですが、別に食べてくれるならいきなりマウスから与えても大丈夫ですよ!
イヌやネコみたいに気軽に与えられる餌が無いので、最初は苦労するかも知れませんが、飼育しているうちに嫌でも慣れてくるのでご安心を☆
ただ先ほども言いましたが、一応毒を持っているので、噛まれないように気を付けて下さいね。
セイブシシバナヘビについてのまとめ
今回はセイブシシバナヘビについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?
ヘビはあまり可愛いと思えませんが、セイブシシバナヘビは愛らしい顔をしていますね!
興味がある方はペットショップで売っている所もあるので、見に行ってみてくださいね。
ライターMISAKI