「カリフォルニアキングスネーク」って知っていますか?
カリフォルニアキングスネークとは、ペットして飼うことのできる蛇で、とても有名です。
飼育もしやすく、品種も多いので人気です。
そんなカリフォルニアキングスネークの飼育について、生態と共に詳しく調べていきたいと思います。
カリフォルニアキングスネークとは?
カリフォルニアキングスネークとは、ナミヘビ科キングヘビ属の蛇です。
アオダイショウやシマヘビと同じグループです。
カリフォルニアキングスネークは、別名「コモンキングヘビ」とも言います。
名前を略して「カリキン」という愛称でも親しまれています。
カリフォルニアキングスネークは哺乳類や鳥類、他の蛇などなんでも食べてしまうので、「キング」という名前が付いています。
カリフォルニアキングスネークは、アメリカからメキシコにかけて生息しています。
森林や砂漠、草原や農地など色々なところで生活しています。
カリフォルニアキングスネークは丈夫で飼育しやすいとされています。
毒も持っていないので、噛まれた場合でも無毒です。
カリフォルニアキングスネークの生態
カリフォルニアキングスネークは最大、150センチぐらいまで成長します。
蛇のなかでは中型になります。
カリフォルニアキングスネークは色々な種類があります。
色や模様が豊富です。
シマシマ模様やツートンカラーなど、個体によって様々です。
カリフォルニアキングスネークは動物食なので、哺乳類や鳥類、魚類などなんでも食べます。
カリフォルニアキングスネークの繁殖形態は卵生です。
1回の出産で5~24個の卵を数回に分けて産みます。
カリフォルニアキングスネークの寿命は、20年ぐらいです。
カリフォルニアキングスネークの飼育方法
必要なもの
カリフォルニアキングスネークを飼育する際に必要なものは、飼育用のケースです。
ケースは爬虫類用や昆虫用のケースでかまいません。
おすすめの大きさは横幅が60センチ以上あるケースです。
カリフォルニアキングスネークがとぐろを巻いたときの3倍の大きさがあればOKです。
きちんと蓋をしないと、カリフォルニアキングスネークが脱走してしまうことがあるので、ケースにはきちんと蓋をしましょう。
床材はウッドチップやペットシーツ、新聞紙などを使いましょう。
新聞やペットシーツは掃除がしやすいですよ。
汚れたら取り替えるようにしましょうね。
その他に、パネルヒーターや温度計なども必要です。
温度管理
カリフォルニアキングスネークを飼育する際には、高めの温度が必要になります。
温度が最も高いホットスポットは30度ぐらい、最も低い部分は25度ぐらいに設定しましょう。
温度計を飼育ケースに設置して、気温を常時20度後半にぐらいの温度に保ちましょう。
23度を下回るとよくありません。
ちなみに湿度に関してはあまり神経質にならなくて良いですが、35~60パーセントの湿度がおすすめです。
紫外線ライトは必要ありません。
餌
カリフォルニアキングスネークの餌は、主にマウスです。
餌用に売られている冷凍マウスでOKです。
冷凍マウスをしっかり解凍して与えましょう。
マウスはカリフォルニアキングスネークのサイズに合わせましょう。
餌を与える頻度は、カリフォルニアキングスネークがまだ小さい場合は5~7日に1回、だんだん大きくなるにつれて餌の数を減らしていきましょう。
大人になったら10日に1回程度で十分です。
カリフォルニアキングスネークの飼育について
カリフォルニアキングスネークの飼育について、生態と共に紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
カリフォルニアキングスネークは毒を持っていないので、ペットとして飼育しやすいです。
体も丈夫なので、長生きしてくれます。
カリフォルニアキングスネークにはいろいろな種類があるので、あなたの好みのカリフォルニアキングスネークを探してみてください。
(ライター 雲呑)