ほとんどの方が苦手とする生き物で上位に入ってくるものと言えばヘビではないでしょうか?

クネクネと這う動き、そして厳つい顔、何より人間を死に追いやる程の強烈な毒を持つものもいます。

 

幸いアフリカニシキヘビは毒は持っていませんが、狙った獲物は必ず捕らえ逃がさない最恐のヘビで、とても危険です…。

自分の体よりも倍の大きさがある生き物にも、怖気づく事なく立ち向かっていく性格をしています。

今回はそんなアフリカニシキヘビの生態や特徴について紹介していきたいと思います。

人食いヘビ?!

生態に入る前にアフリカニシキヘビがどれほど恐ろしいヘビなのかお教えしたいと思います。

結論から言うと、アフリカニシキヘビは人間を食べます。

まず、カナダ東部で起こった事件では、就寝中の男の子二人がペットショップから逃げ出したアフリカニシキヘビに絞め殺されました。

男の子たちは食べられはしませんでしたが、無抵抗だったのにも関わらず絞め殺されてしまったのです…。

 

そして、インドネシアのある島で行方不明になっていた男性が、アフリカニシキヘビの腹の中から遺体となって見つかった事件もありました。

被害者数ははっきりと分かっていませんが、かなりの数の人間が被害に合っているとされています。

アフリカニシキヘビの生態と特徴

アフリカニシキヘビはニシキヘビ科ニシキヘビ属に分類されるヘビです。

生息地は、サハラ砂漠より南のアフリカ全土に広く分布しています。

 

主にサバンナ地帯に生息していますが、半砂漠地帯や岩場など、いろんな環境に適応する事が出来ます。

アフリカニシキヘビはニシキヘビの仲間で、アフリカに分布しているヘビの中では最も大きくなるヘビとして知られています。

 

別名『アフリカパイソン』とも呼ばれています。

体長は約3.5m~4.5m程の大きさで、最大のものでは5mを超えるものもいます。

 

体の特徴としては、体つきは細長く厚くて広い感じがし、頭部は三角形をしているのが特徴です。

体の色は茶色・茶褐色・灰褐色・オリーブ色・黄色など様々ですが、腹側は共通して白っぽい色をしています。

 

体には不規則な暗色の斑があり、頭の上には矢じりのように見える黄色っぽい縞模様があります。

体付きや模様は『インドニシキヘビ』や『ビルマニシキヘビ』によく似ています。

 

通常は単独行動をしていて、水辺を好み、河川や湖や湿地などの近くにいる事が多く、泳ぎも得意です。

暑い時は水の中にいる事も多く、水中で獲物が来るのを待っているときもあります。

 

そして、木登りも得意ですが、ほとんどは地上で生活しています。

日中は大人しくしている事が多いですが、夜間は獲物を求めて活発に活動し始めます。

 

食べているものは、げっ歯類・爬虫類・鳥類などを中心に食べていますが、イノシシ・レイヨウ類・マンドリル・豚・山羊などの大型の生き物を狙う事もあります。

小さい獲物はそのまま丸飲みしますが、大きい獲物は体で相手を締め付け弱ったところを狙って丸飲みします。

 

産卵期は地域によって異なりますが、通常11月~3月の間に行われます。

雌は20個~100個の卵を産み、生まれたばかりの子供は体長45㎝~60㎝程です。

雄雌共に3年~5年で性成熟し、寿命は飼育下では12年~18年、長いものでは30年以上生きるとされています。

アフリカニシキヘビについてのまとめ

今回はアフリカニシキヘビについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?

アフリカニシキヘビは絶滅の恐れはないと言われていますが、皮などを目的とした狩猟が多く、このままでは絶滅するのではないかと言われています。

アフリカニシキヘビが本来の生息環境で、のびのび暮らせる日が来ると良いですね。

ライターMISAKI