皆さんは葵という植物をご存知でしょうか?

鮮やかで綺麗な花色と豪華な見た目には、人々の目を惹きつける力があります。

 

ガーデニングが趣味の方からも人気で庭に葵の植物があるだけで一気に雰囲気が明るくなります。

徳川家の家紋にもこの葵という植物が使われていたそうですね!

 

葵は花だけでなく、女性に付ける名前としても上位に入る程の人気ですね。

今回はそんな葵の花言葉や生態、そして咲く季節について紹介していきたいと思います。

葵の花言葉と由来

葵の花名の由来は、太い茎が真っすぐに立って伸びる姿にちなんでいるようです。

英名の「Holly hock(ホーリーホック)」は聖地の花の意味で、この花が12世紀頃に十字軍によってシリアから運ばれてきた事に由来すると言われています。

 

属名の「Althaea」はギリシア語の「Altheo(なおす)」が語源となっていて、その昔この属が薬草として用いられていた事に由来しています。

葵の花言葉は「大望」「野心」「豊かな実り」「気高く威厳に満ちた美」などの意味が込められています。

 

西洋での花言葉は「Ambition(大望・野心)」「Fruitfulness(豊かな)」などの意味があります。

花言葉の大望・野心・豊かな実りはタチアオイに多くの実が生じる事に由来すると言われていて、気高く威厳に満ちた美は高く伸びた茎に咲く美しい花の姿にちなんでいます。

 

誕生花は、6月18日/6月23日/8月18日です。

葵には素晴らしい花言葉が込められているので、お祝い事や大切な人に贈っても喜ばれる花だと思いますよ♪

葵の生態と季節

葵の花の種類は約1500種類以上の75属からなっています。

観賞用のハイビスカス・カス・ムクゲ・フヨウ・タチアオイ、食用のオクラ、繊維としてワタ・ケナフなど様々な用途で利用されています。

 

日本には江戸時代に渡来して、薬用植物としても用いられていたそうです。

冒頭でも話しましたが、徳川家の家紋にも利用されていて歴史が長い植物です。

徳川家の家紋に使われる前は家臣の本田忠勝の家紋だったようで、それを徳川家康が気に入り本田忠勝と取り換えたという話があります。

 

熱帯地方に多く日本の本土に本来自生するものは数種類で、その他のものは帰化植物が数種あります。

主に三浦半島以南の海岸に生えるマボウの他に、南西諸島にも数種類自生しています。

草木または木本で、花は両性花で5枚の花びらと雄蕊が基部で合生し、雄蕊同士で合着して筒状になるのが特徴です。

 

季節は6月から8月に掛けてで、花は垂直に伸びた花茎の下から上に咲き上っていきます。

梅雨入りの頃に咲き始め、梅雨明けと共に開花時期が終わります。

 

花色は赤・ピンク・シロ・紫・黄色などカラーバリエーションが豊富にあり、花の直径は種類によって異なってきますが、大きなものでは約10㎝くらいの花を咲かせます。

本来は宿根性の多年草であるが、品種によっては一年草のものもあります。

 

花びらの根元には粘着性があり、引き抜いた花びらを顔につけてニワトリを真似て遊ぶ事が出来るので、コケラッコ花と言う地域もあるようです。

ちなみに葵の花は香りも良く、その香りを使った商品なども色々販売されているようです。

葵についてのまとめ

今回は葵について紹介しましたが如何でしたでしょうか?

葵は花言葉を見ても分かるように良い意味しか込められていないので、是非素敵なメッセージなどを一緒にメッセージなどを添えて大切な人にプレゼントしてみて下さいね♪

 

葵の花は花に興味が無い方でも好きになってくれると思いますよ!

花の種類も沢山あるので自分のお気に入りの種類を見つけましょう。

ライターMISAKI