南京虫という言葉を聞いたことはありますでしょうか。
初めて聞いた人は何と読むのだろう?どんな虫なのだろう?と思う方が多いと思います。
南京虫はなんきんむしと呼ばれる虫のことです。
南京虫はただの虫ではありません。
人間に被害を与える恐ろしい虫のため南京虫に悩まされる方も多いでしょう。
ここでは、南京虫とはどのような虫なのか、また南京虫に悩まされる方必見、南京虫の退治方法についてご紹介していきます。
南京虫とは
南京虫は別名、トコジラミと呼ばれています。
トコジラミと聞くとシラミ目と思われがちですが、南京虫はカメムシ目トコジラミ科です。
そのため南京虫はカメムシの仲間ということになります。
カメムシの仲間である南京虫は人間に被害を与える恐ろしい虫です。
南京虫の見た目は茶褐色の体色で体長は幼虫であれば1.5ミリメートル、成虫では7ミリメートルくらいになります。
南京虫の何が恐ろしいのか、それは吸血性を持つため人間の血を吸うということ。
南京虫にとって人間の血は好物であり小さな虫でありながら人間の血を吸って生きるため人間への被害は大きいものです。
南京虫は昔日本に結構いたと言われていますが、戦後は駆除されました。
ですが南京虫は日本以外にもロシアやアメリカ、中国などほとんどの国を生息地とするため、海外から持ち込まれたものが繁殖したりで日本にもまた存在するようになったのです。
南京虫の恐ろしい特徴、それは南京虫のメスは1度に5~6つ卵を産卵するためすぐに増殖するということです。
基本的に夜行性なので寝ている間に噛まれます。
英名ではbed bug(ベット バグ)と言われていてそれはベッドの周辺に生息ということを意味します。
人間にくっついて移動範囲を広げます。
基本寝室での発見が多いですが、人間の見えづらい場所に生息していることも多いです。
南京虫は吸血時以外、暗い場所で集団でいることが多いようです。
南京虫が生息する暗い場所とは、カーテンの裏や電気製品の下、たたみの隙間や家具の隙間、ベッドの縫い目や壁や柱の割れ目など南京虫が生息する場所はたくさんあります。
そのどれもが、人間の見えづらい場所のため人間が気づかないことも多いでしょう。
南京虫に噛まれてしまったらどうなってしまうのでしょうか。
退治方法と合わせてご紹介していきます。
南京虫の退治方法
南京虫は暖かい時期に出やすいです。
そのためその時期に南京虫に噛まれてしまったという方も多いでしょう。
南京虫に噛まれてしまうと強いかゆみに襲われます。
噛まれた部分はどんどん赤く腫れあがります。
寝ている人間の露出された皮膚を吸血し、その時間は20分を超えることもあるようです。
人間はすぐに気づくことができません。
なぜなら南京虫の唾液には麻酔効果があるからです。
南京虫を退治する方法、それは南京虫の弱点を知ることです。
南京虫は熱に弱いので60度以上の熱湯につけます。
肌についている場合もお湯で洗濯し、洗濯できないものはアイロンなどの蒸気を当てましょう。
南京虫の卵は目立たない隙間に産み付けられているため卵はすぐに駆除しましょう。
南京虫専用の殺虫剤なども使用しましょう。
ただ、普通の殺虫剤が効かないという南京虫もいるのでその場合は、バルサンまちぶせスプレーがおすすめです。
南京虫が近づかないようにするには、南京虫が嫌いな衣服用の防虫剤を使用しましょう。
南京虫の退治方法まとめ
いかがでしたか?
南京虫はゴキブリのような見た目でも吸血性があるため人間にとって恐ろしい虫です。
寝ている間でさらに麻酔効果もあるため人間が気づくときには噛まれてしまった後になります。
南京虫は部屋の見えづらい場所に生息しているためこまめに見えづらいところを見て掃除したり、
南京虫を見つけた場合はすぐに駆除しましょう。
yupi☆