NHKで人気の「おかあさんといっしょ」に登場していたメーコブ。

記憶に新しい方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

ポコポッテイトのキャラクターの一人で、ラーテルとモチーフにしたムテ吉とマンチカンをモデルにしたミーニャとジャコブヒツジをモデルにしたメーコブの3人が繰り広げる劇が人気でした。

今回はそんなメーコブのモデルになったジャコブヒツジについて詳しくご紹介していきます。

メーコブの紹介

ジャコブヒツジの前にとりあえずメーコブとはどんなキャラクターだったかについて少し触れたいと思います。

メーコブはテレビの中で自分は「ヒツジ界のプリンスだ」と言っています。

 

ウシと間違えられるのが嫌なのですが、ついつい「も~~~~~」というセリフを吐いてしまうという設定。

御曹司で生活レベルが高く、自分の生活を普通に語るだけでも自慢になってしまうという、ちょっとかわいそうな奴。

 

ズボンからはみ出しているお腹のお肉がチャームポイントでした。

空気が読めない感じなのですが、子供達からもとても人気があったようです。

ゆるキャラといっても良い感じのなごみ系のキャラクターですが、では実際のジャコブヒツジは・・・・!?

ジャコブヒツジの特徴

本物のジャコブヒツジは古代から存在すると言われているヒツジの品種のひとつ。

その歴史はメソポタミアにまで遡ると言われていて、聖書の創世記にも出てくるヒツジなのだとか。

 

現在はイギリスに多く分布していて、雌雄とも2本、また4本の角があります。

スペイン、ポルトガルの移民がアフリカへ連れて行って飼育が始まったと言われています。

 

かつてはウシよりも小型で扱いやすかったのでとても人気があったそうです。

まるでウシのようなジャコブヒツジの模様は白とグレーや茶のまだら模様です。

毛は染色せずにそのまま使われたり、色別にわけて毛糸にしたりされています。

ジャコブヒツジの毛糸

ジャコブヒツジの毛糸はとても貴重で、繊維の長さが10~18㎝と大変長く、紡いだ時に空気がたっぷりと含まれるので保温性に優れています。

触った感じはハリがあって、独特の弾力感が魅力でそのまま使ってニットなどを編むと上品で何ともオシャレなニットが出来上がります。

 

カシミアやラムウールのような柔らかさはありませんが、ざっくりとした肌触りで、毛足が長い為保温性は抜群のようです。

日本での知名度はまだ低いのは英国の一部のブランドのみが展開している貴重な品だから。

 

日本へもあまり輸入されてこなかった品種の毛糸なのだそうです。

最近はジェイコブウールを前面に出したネクタイやマフラー、帽子なども商品として展開しています。

 

上品なグレーのチェックがとても紳士的な印象を与える商品ばかり。特にハンチングキャップやネクタイなどはぜひともオシャレな男性に身に着けてほしいアイテムです。

もちろん女性用のマフラーなども展開していて、男性用よりもより柔らかな色合いで、女性が身に着けてもとても優美で柔らかな印象を与えるアイテムが揃っています

楽天ショップやAmazonなどでも扱っていていますので、ぜひチェックしてみて下さい。

ジャコブヒツジを見に行こう

ジャコブヒツジは日本では横浜市にある金沢動物園で観ることができます。

日本で飼育公開されているのは、どうやら金沢動物園だけのようですので、キャラクターではなく、本物を一目見たい人はぜひ、金沢動物園へ出かけてみて下さい。

 

入園料は大人500円、中人300円、小人200円で、様々なイベントなども開催しているようなので、ホームページもチェックしてくださいね。

北海道にある共同学舎でも飼育していますが、一般公開はされていないようです。

(ライター ナオ)