皆さんはペンギンの種類についてどれ程ご存知でしょうか?

世界には約18種類のペンギンが存在していて、日本だけでも11種類生息していると言われています。

日本の動物園などでよく見るペンギンと言えば「フンボルトペンギン」「キングペンギン」などでは無いでしょうか?

今回はペンギンの簡単な生態や特徴と、そしてペンギンの種類について紹介していきたいと思います。

ペンギンって一体どんな生き物なの~生態と雑学について~

ペンギンの生態は、島綱ペンギン目に属する鳥類です。

生息地は南極大陸というイメージが強いかもしれませんが、他にも南米・南アフリカ・オーストラリア・ニュージーランドなどにも広く分布しています。

 

平均体長は、小型なもので約40㎝、大型のものだと100㎝~130㎝あるものもいます。

体の色はほとんどのものが背中の色は黒くて、お腹の部分が白いものが多いですが、種類によって若干の違いはあります。

 

ちなみにペンギンの体の色が黒と白なのには理由があって、泳いでいるときにお腹の白が空の色と同化してペンギンがいるか分からなくさせる為で、天敵から身を守るように出来ているんだそうです!

 

ペンギンの天敵となるのは、ヒョウアザラシ・カモメ類・サヤハシチドリ・シャチなどです。

食性は肉食性で、イワシなどの魚類・甲殻類・イカやタコの頭足類などです。

ペンギンは獲物を捕らえる時、素早い動きで仲間と協力して捕食するのも特徴的です。

 

体の特長としましては、ペンギンは鳥類に分類される生き物ですが、鳥みたいに胴体を前後に倒し首を起こす姿勢では無く、胴体を垂直に立てるのが特徴です。

羽は「フリッパー」と化していて、飛ぶことはできないが水中を遊泳することはできます。

 

ペンギンは足が短いと言われていますが、実は脂肪で隠れているだけで皮下脂肪の内側で足を屈折しているんだそうです。

足の関節はこの状態のまま固定されているので伸ばす事は出来ないんだとか。

繁殖期は3月~5月の間に行われて、その間にオスメスがカップルでいる姿が良く見らえます。

 

卵が産まれる前に石や小枝などを用いて巣を作り、そこで卵を産み産まれるまで温めます。

ペンギンは愛情深い生き物で、クルーミング・鳴き交わし・デート・一緒に寝るなどをしてオスメスの距離が縮まっていくんだそうです。

 

通常一度の産卵で産む卵の数は1個~2個くらいです。

ペンギンの平均寿命は30年~40年とされています。

様々なペンギンの種類~ペンギンの雑学~

良く見るペンギンをざっと挙げてみました!

  • コウテイペンギン
  • フンボルトペンギン
  • ロイヤルペンギン
  • イワトビペンギン
  • マカロニペンギン

などなど挙げれば沢山出てくるのですが、その中でも特に個性的なのが「マカロニペンギン」です。

マカロニペンギンの一番の特長は、細長く後ろに伸びたオレンジ色の冠羽です。

 

クチバシは赤茶色で付け根が立派で、最大級の大きさのペンギンだと言われています

平均体長は70㎝ほどあり、泳ぎが得意で30㎝~70㎝潜水し、100m以上潜った記録もあるんだとか。

繁殖数も約1000万と最も多く生息する種と言われています。

 

次に「ロイヤルペンギン」も美しいペンギンです。

ロイヤルペンギンの特長的な部分は、白色の顔に金色の冠羽があるところです。

 

その姿形は気品がありとても美しいペンギンです。

マカロニペンギンと良く間違えられますが、見分け方としては白顔がロイヤルペンギンで黒顔がマカロニペンギンです。

ペンギンについてのまとめ

今回はペンギンについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?

ペンギンは調べれば調べるほど面白い生態を持っているので皆さんも調べてみてくださいね♪

ライターMISAKI