ころんとした葉っぱがかわいい多肉植物、はまっている方が多いですよね。
実は筆者もそのひとりなんです。
でも自己流で育てているので、せっかく購入しても枯らしてしまうことがしばしば。
ここでは、多肉植物の仲間、カランコエプミラに注目します。
カランコエプミラとはどんな植物?
カランコエプミラは、乾燥に強く手間のかからない多肉植物カランコエの仲間です。
カランコエは花がカラフルで、葉っぱがおもしろい形をしているものが多数ありますが、なかでもカランコエプミラは、白っぽい葉とかわいらしいピンクの花で人気の品種です。
原産地はマダガスカルで、耐寒性はやや弱く、耐暑性はやや強いという性質をもっています。
カランコエプミラの葉の特徴は?
カランコエプミラの葉っぱは、3~5cmの卵形で縁がぎざぎざになっています。
全体に白い粉がふいているように見え、美しいシルバーグレイの色をしています。
白い粉がふいているように見えるのは、実は細かい白い毛で覆われているためです。
カランコエプミラの花はどんな花?
葉っぱがシルバーグレイで美しいので葉の鑑賞に目がいきがちですが、1~2月ごろにピンク色のかわいらしい花を咲かせます。
4枚の花びらを外側にくるりんとカールさせた小さい花が、いくつかまとまって咲きます。
シルバーグレイの葉にかわいらしいピンクの花がとてもよく映えます。
カランコエプミラの育て方
カランコエプミラをいただいたり購入したりしたあと、お花を咲かせるように管理するにはどうしたらいいかをまとめてみました。
【置き場所・温度】
カランコエプミラは高温多湿が苦手なので、一年を通して風通しのよい場所に置いてください。
日光が好きなのですが、真夏の直射日光は避け、レース越しに日があたるようにします。
冬は凍結させないようにしてください。
5度以上を保つために室内に取り込んでできるだけ日光浴させます。
室内でもできるだけ風通しよくしてください。
【水やり】
夏の水やりは控えめにし、乾燥気味で育てましょう。
冬は1月に2回が目安になりますが、やはり乾燥気味になるように土の状況を見て与えるようにします。
【肥料】
開花中は不要ですが、春や秋にはゆっくり効く緩効性肥料を与えましょう。
【植え替え・土】
花が咲き終わったら6月ごろに一回り大きな鉢に植え替えます。
市販の多肉植物用培養土を使いますが、配合する場合は、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜて使います。
【増やし方】
挿し芽で比較的簡単に増やせます。
葉っぱが3~4枚ついた茎を2~3日乾かしてから、清潔な挿し木・種まき用の土にさします。
水は与えません。
1ヶ月ぐらいして根がでてきたら水を与えましょう。
【病虫害】
風通しがわるいとうどんこ病になりやすいので、冬でも風通しに気をつけましょう。
また、低温多湿の環境では灰カビ病になりやすいので、多湿に気をつけるとともに、枯れてきたら葉を取り除き殺菌剤を撒くとよいでしょう。
アブラムシ、カイガラムシにも注意が必要です。
見つけたら殺虫剤で対応してください。
カランコエの花言葉
風水からカランコエ全般を見てみると、子宝運を上昇させる効果があるとのことです。
家の北側、北東、南西に置くとよいでしょう。
結婚をした友達や妊娠中の女性へのプレゼントによいですね。
またカランコエの花言葉には、「あなたを守る」「おおらかな心」「幸福を告げる」「たくさんの小さな思い出」など前向きな言葉が多くあります。
恋人など、大切な方へのプレゼントにぴったりな植物といえるでしょう。
まとめ
カランコエプミラの別名は、「白銀の舞」
白い粉をふいたように見える美しいシルバーグレイの多肉植物です。
前向きな花言葉もよいし、今年はぜひ購入して、かわいらしいピンクの花を咲かせたり、増やしたりしたいと思います!
(ライター sensyu-k)