皆さんはラナンキュラスという植物を見たことがありますか?
まるで人工的に作られたかのような綺麗な花を咲かせるんですよ!
庭先などに一つ咲いているだけでも存在感ありのお花です。
今回はそんなラナンキュラスの生態などについて詳しく紹介していきたいと思います。
ラナンキュラスの名前の由来・花言葉・生態・開花時期・栽培方法など
まず名前の由来からですが、ラナンキュラスはカエルが住むような湿地帯に生息しているのと、葉がカエルの足に似ている事から、ラテン語のカエルを意味する「rana」を取ってラナンキュラスになったそうです。
花の形から別名「バターカップ」と言われたりもします。
和名では「花金鳳花(ハナキンポウゲ)」と呼ばれています。
花言葉は「とても魅力的」「晴れやかな魅力」「光輝を放つ」と言うメッセージが込められています。
西洋では、「I am dazzled by your charms」と言って「あなたの魅力に目を奪われる」と言う心奪われそうな素敵なメッセージが込められています。
花束にして女性の方に贈るときっと喜ばれると思いますよ。
誕生花は、01/20・01/29・02/25・03/02・05/25です。
ラナンキュラスはキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草です。
原産地は、西ヨーロッパ・ヨーロッパ東南部・地中海沿岸で、日本にはラナンキュラスの種類が26種以上存在しています。
草丈は20㎝~50㎝程伸び、紙の様に薄い花びらが何枚にも重なって花を咲かせるのが特徴です。
種類や環境によって花びらの大きさは変わってきますが、大きいもので直径15㎝くらいのものもあります。
カラーバリエーションも豊富で、赤・ピンク・オレンジ・シロ・黄などがあります。
開花時期は4月~5月頃で、ショップなどには2月頃から出回り始めます。
さて、ラナンキュラスの栽培方法を初心者さんにも分かりやすくざっくり紹介したいと思います。
①植え付けは2月~3月頃がお勧めです。土は市販のものをそのまま使うか、少し工夫してバーミキュライトを混ぜても良いでしょう。
他にも、赤玉土5腐葉土3バーミキュライト2を混ぜたものを使っても良いですよ!
②ラナンキュラスは水やりが非常に難しく、乾燥しすぎていてもダメ!水を与えすぎてもダメなんです。
なので、土を触ったときに乾燥しているが少し湿り気を感じるくらいの頃合いで水やりをして下さい。
③肥料は固形肥料を一ヵ月に一回か、液体肥料を一週間に一回与えて下さい。
肥料を与えるのをおろそかにしていると、枯れる原因になったり、変色したり萎れる原因になります。
④栽培環境は、日当たり風通し水はけのよい場所で栽培してあげてください。
ラナンキュラスは湿気に弱いのでその辺も気を付けてあげると良いですよ。
ざっと書きましたが、栽培方法はこんな感じです。
水やりや肥料に関しては慣れるまで四苦八苦するかも知れませんが、栽培に成功すると綺麗な花を咲かせてくれるので頑張って下さいね!
ラナンキュラスのオススメの絶景スポット!
この記事を読んでいる皆さんには是非知っててほしいラナンキュラスの絶景スポットがあります。
場所は国内では無いんですが…アメリカ合衆国のロサンゼルスにある「ザ・フラワー・フィールド」です。
20ヘクタールもの広大な敷地に広がるラナンキュラスの花は一度見ると脳に焼き付いて離れない程の美しさがあります。
そもそもは、観光地を作る目的では無く、60年以上前に球根栽培を目的として栽培が始められたようです。
ここにはラナンキュラス以外にも沢山の花が揃っているので、もし興味がある方は一度訪れてみては如何でしょうか?
ラナンキュラスについてのまとめ
今回はラナンキュラスについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?
観光地まで訪れなくても、写真を見るだけで十分癒されるので皆さんも見てみて下さいね。
ライターMISAKI