ピョンピョン飛んで跳ねる「バッタ」

子どものときに草むらでバッタを捕まえて、虫かごで飼ったりしましたよね。

 

そもそも、バッタの赤ちゃんはどんな感じで、育てることができるのでしょうか?

バッタの飼育について調べてみました。

バッタとは?

「バッタ(飛蝗)」とは、バッタ目バッタ亜目(Caelifera) の昆虫です。

世界中に生息しているバッタは、草原や砂漠などで見かけることができます。

日本にも数多くの種類のバッタが生息しています。

トノサマバッタやクルマバッタ、オンブバッタやカワラバッタなどが有名です。

 

バッタの身体の色は緑色と茶色があり、種類によって変わります。

バッタは身体が細長くて、オスよりメスのほうが大きいです。

触角は短くて、耳は胸とお腹の間にあります。

 

バッタの足には吸盤のようなものが付いていて、つるつるした草やなどにもしがみつけるようになっています。

バッタはジャンプ力がとても優れています。

 

後脚で自分の体長の数十倍、高く高くジャンプします。

ちなみに、キリギリスとコオロギは同じグループなので、バッタと似ている所があります。

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バッタの赤ちゃん

バッタのメスは夏と秋に卵を産みます。

夏の卵は1ヶ月ぐらいで孵化します。

 

冬の卵は土の中で冬を越し、春に孵化します。

バッタの卵が孵化すると、バッタの赤ちゃんが出てきます。

赤ちゃんはかなりの数になります。

 

バッタの赤ちゃんの形は、成虫のバッタと同じです。

食べ物も成虫と同じで、稲やススキなどです。

 

5回ぐらい脱皮を繰り返して成虫になります。

卵が孵化してから1ヶ月ぐらいで大人になります。

バッタの赤ちゃんは飼育できるのか?

バッタの赤ちゃんは飼育することができます。

飼育方法は大人のバッタとほとんど変わりません。

 

ただ、赤ちゃんの時は成長するためにたくさん餌を食べます。

成虫になるまでは餌を切らさないようにしてあげましょうね。

 

バッタの赤ちゃんを育てるには、バッタの卵が必要になります。

バッタの卵を入手する方法は、オスとメスの成虫を一緒に飼って交尾させるか、交尾の終わったメスを捕まえることです。

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バッタの赤ちゃんを飼育するために必要なもの

バッタの赤ちゃんを飼育するために必要なものを紹介します。

バッタの成虫も同じもので良いです。

飼育容器

蓋の付いたプラスチックのケースや水槽がおすすめです。

バッタが逃げ出さないように、蓋があったほうがいいです。

ケースの中には土を入れてあげましょう。

バッタの餌

バッタはススキや稲、笹などのイネ科の植物を食べます。

草が枯れたら新しい草に取り替えてあげましょう。

 

なかなか餌を取りにいけない方は、キャベツでもOKです。

キュウリやリンゴを切ったものも食べてくれますよ。

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バッタの赤ちゃんを飼育するために大切なこと

バッタの赤ちゃんを飼育するために大切なことがあります。

これは、バッタの成虫も同じです。

 

普段は風通しの良い場所に置いてあげて下さい。

そして日中、日光浴をさせましょう。

 

1時間でいいので、日光の当たるところに移動させてください。

そして、バッタが住みやすい様に少量でいいので土や草が乾かないように、定期的に霧吹きで水をかけてあげましょう。

 

それともうひとつ、バッタのウンチの掃除をしてあげましょう。

バッタのウンチは小さな黒い粒です。

ほおっておくとかごの中がウンチまみれになってしまうので気をつけてくださいね。

バッタの赤ちゃんの飼育について まとめ

バッタの赤ちゃんの飼育についてですが、バッタの赤ちゃんは飼育することができます!

バッタの赤ちゃんも成虫も飼育の仕方は同じなので、難しくないです。

 

バッタの魅力はたくさんあります。

バッタを赤ちゃんから育てて、もっとバッタのことを詳しく知っていきましょう。

(ライター 雲呑)

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