皆さんは蝋梅(ロウバイ)と言う植物をご存知ですか?
あまりにも綺麗な花を咲かせるので、人工的に作られた花なのかと錯覚するほどの美しさがあります。
香りもとても良いので、蝋梅を使ったフレグランスなどもあるそうですよ!
今回はそんな蝋梅の生態について詳しく紹介していきたいと思います!
蝋梅の名前の由来・花言葉・開花時期・栽培方法について
まず名前の由来についてですが、蝋梅の花びらが蝋のような色をしている事と、臘月に花を咲かせるところからこの名前が付けられたそうです。
花言葉は「慈しみ」「ゆかしさ」「愛情」「慈愛」「先見」などのメッセージが込められています。
優しい愛とおしとやかな雰囲気が花言葉に込められていてとても素敵ですね。
大切な方に向けて、花束などにしてちょっとしたプレゼントで贈っても喜ばれるかも知れません。
誕生花は01/02・01/21です。
開花時期は12月~3月中旬頃までです。
蝋梅の栽培方法は慣れれば凄く簡単なので少し紹介しておきますね。
①植え付けの時期は11月~12月か2月~3月の間がオススメです。
②蜂は深めのものを用意して土は市販のものを使ってもらっても大丈夫です。
もし自分で作る場合は赤玉土と腐葉土を6:4の割合で作ると良いですよ!
③栽培環境は水はけの良い場所と、程よく日が当たり風通しの良い場所で育ててあげて下さいね!
④水やりは土の表面が乾いていたら与えてあげてください。
湿気に弱い性質なので普段から水をやりすぎると球根が腐ってしまう原因になります。
⑤肥料は花が咲き終わった後と生長期に緩効性化成肥料を与えてあげて下さい。
肥料も与えすぎると枯れる原因になるので、ほどほどにで大丈夫です。
ざっくりまとめて書きましたが、栽培方法はこんな感じです。
植え付けの時期さえしっかり守って栽培していれば自然と花を咲かせてくれます。
植え付けの時期を間違えて花が咲かなかった…なんて事もあるので注意してくださいね!
ちなみに蝋梅には病気や害虫などの問題が特に無いので安心して育てられますよ。
蝋梅の香り~生態・雑学~
蝋梅の生態は、クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属です。
原産地は中国で、日本には江戸時代に渡ってきて生け花として扱われていたようです。
樹高は2m~4mまで伸び、光沢のある花びらを付けるのが特徴です。
花びらの形は種類によって丸みを帯びているものや細いものなど様々です。
花が枯れると楕円形の実が付き、夏が近づいて来ると自然に割れて黒い種を出します。
蝋梅の香りは柔らかく優しい香りで高貴な香りと言われています。
フレグランスや化粧品の香料などにも使われているようです。
蝋梅の香りの主成分
シネオール/ボルネオール/リナロール
この香りは楽しむだけでなく様々な効果も発揮してくれます。
鎮静作用/精神安定効果/空気洗浄/アロマセラピーの効果etc…
さらに蝋梅には薬の効果もあり、中国などでは昔から「蝋梅湯(ろうばいゆ)」と言う薬を使っているそうです。
効果は、やけど/解熱剤/鎮痛/咳止めなどに使えます。
蝋梅と言う植物がこれほど色んな活用されているとは少し驚きですね!
まだまだ調べれば蝋梅が使われているものがあるかも知れませんね。
皆さんも興味があれば、蝋梅が使われているものを調べてみてくださいね。
蝋梅についてのまとめ
今回は蝋梅について紹介しましたが如何でしたでしょうか?
もし機会があれば、蝋梅を使ったオイルなどでマッサージやお香を炊いたりして、リラックスしてみては如何でしょうか?
あとはお部屋にインテリアの一部として飾っておくのも良いですね!
栽培も凄く簡単なので、時間があれば挑戦してみてくださいね。
ライターMISAKI