あまり聞きなれない植物かも知れませんが、皆さんはベゴニアラブミーを知っていますか?

小さな小花が可愛らしく、上品な花色をしているので玄関先やお部屋に飾っておくと一気に雰囲気が明るくなるような花なんですよ!

今回はベゴニアラブミーの生態について詳しく紹介していきますね。

ベゴニアラブミーってどんな花?~花言葉・生態・開花時期など~

まず名前の由来ですが、ベゴニアはフランス人の『Michel Begon(ミシェル・べゴン)』と言う人物の名前から来ているようです。

植物学者であるシャルル・ブリュミエがこの花を紹介した時に、べゴンの名前を使わせてくれと言ったそうです。

花言葉は「愛の告白」「永遠の栄え」「丁寧」「片思い」などのメッセージが込められています。

一途で愛のあるメッセージが込められているので、恋人などに贈ると喜ばれるのでしょう!

 

誕生花は02/09・12/24です。

生態は、シユウカイドウ科ベゴニア属で多年草です。

熱帯や亜熱帯地域に広く分布しており、国内だと西表島や石垣島に生息しています。

 

日本では70年代から栽培用・観賞用として人気を集めているんだそうです!

原種を交配して様々な種類の品種が作られているので、種類によって性質も様々です。

 

どの種類にも共通している事は、草丈は15㎝~20㎝まで成長し、雄は4枚の花びら、雌は5枚の花びらをつけます。

葉は左右非対称で少し歪んだ形をしているのが特徴です。

 

開花時期は10月~2月頃までで、植え付け・植え替えは10月頃がオススメです。

ベゴニアラブミー非常に寒さに弱く、耐寒温度は10℃~13℃程度だと言われています。

 

もし栽培しようと思っている方は風通しが良い日の当たる場所で育ててあげて下さいね!

ちなみにベゴニアラブミーの栽培は上級者向けなので、初心者さんには少し難しく感じるかも知れません…。

ベゴニアラブミーを栽培するにあたって気を付ける事を少し紹介しておきますね。

 

①乾燥には強いですが、湿気などには弱いので水の与えすぎには注意して下さい。

土を触ったときに完全に乾燥していたら水やりをしても良いですが、少し湿っている場合は無理に水やりをしなくて大丈夫です。

 

②葉っぱや花に水を掛けないように気を付けて下さい。枯れる原因になります。

水やりの時は勿論ですが、雨などが掛からない場所で栽培する事をオススメします。

 

③葉の色が変色していたり、しぼんでいるものは早めに摘んでしまいましょう。

残しておくと健康な葉まで枯らせてしまう原因になります。

ベゴニアはどんな花が咲く?

ベゴニアアラブミーはピンク色で小さな花を付ける植物ですが、このベゴニアラブミーはクリスマスベゴニアのなかの品種の一つとされています。

クリスマスベゴニアもピンク色で小さな花を沢山付けるのが特徴です。

『クリスマス』と入っているように、花屋ではイブやクリスマスの日に良く売れる花なんだそうですよ!

ベゴニア系の植物は三種類に分かれます。

  • 木立性ベゴニア=真っすぐに立つ茎を持ったタイプ。
  • 根茎性ベゴニア=花ではなく葉を楽しむタイプ。
  • 球根性ベゴニア=球根を作るタイプ

ベゴニアラブミーは木立性ベゴニアに分類されます。

属性が違うだけで性質も形も色も違ってくるので、ベゴニア系の植物を選ぶ際は、まずどの属性のものにするか選ぶと良いでしょう!

ベゴニアラブミーについてのまとめ

今回はベゴニアラブミーを紹介しましたが如何でしたでしょうか?

他のベゴニアの種類の植物もとても綺麗なので興味がある方は見てみて下さいね。

種類によって花言葉なども大きく変わって来るので、もし贈り物に使う場合は良く調べてからにした方が良いですよ。

ライターMISAKI