ヨモギの花粉…聞いただけで何だか鼻の奥がムズムズしてきますね。
花粉症を持っている人からしたら花粉が飛ぶ時期は地獄そのものですよね。
さて皆さんはヨモギの花粉の特長をご存知でしょうか?
今回はヨモギの生態や開花時期なども交えながらヨモギについて紹介していきたいと思います!
ヨモギってどんな植物?~花言葉・生態・開花時期~
まず名前の由来についてですが二説あって、繁殖力が強くどこでも生える事から『四方草(よもぎ)』と付けられた説と、よく燃える草と言う事で『善萌草(よもぎ)』と付けられた説があります。
花言葉は『幸福』『平和』『平穏』『静穏』『夫婦愛』『決して離れない』と言うメッセージが込められています。
結婚記念日に贈ると良いでしょうとオススメしたい所ですが、花粉症持ちの方からすれば有難迷惑になってしまうのでご注意してください…。
誕生花は、02/29・12/01です。
生態は、キク科のヨモギ属で多年草。
約250種のヨモギが存在します。
別名:モチグサ/エモギ/サシモグサ/サセモetc…など地方によって呼び名が変わるようです。
原産国はイスラエル・北アフリカ・日本・朝鮮で、本州から沖縄にかけて全国に分布しています。
日本ではヨモギ餅や天ぷらなどにして食材の一つとして見られていますが、海外では主にハーブや漢方薬として使用されているようです!
生える場所は、山地や道端や人里で、葉の裏に白い産毛のようなものが生えているのが特徴です。
茎の高さは50㎝~1mまで成長し、葉は楕円形で長さ6㎝~12㎝・幅4㎝~8㎝まで成長します。
ヨモギの葉は、ギザギザと切れ込みが入っていて羽状になっています。
ヨモギは群生して土の中でどんどん増殖していくので、引っこ抜いても茎が少しでも残っていれば再び増殖していきます。
強い生命力があるので、他の植物の発芽を止めてしまう事もあるようです。
なのでもし栽培をしてみようと考えている方は、他の植物と一緒に栽培しないようにした方が良いかもしれません。
開花時期は8月~10月で、耐寒性・耐暑性を持っているので枯れにくいです。
花粉の特徴~ヨモギの雑学~
主にヨモギの花粉が飛ぶ時期は、8月から10月の三か月間です。
その中で最も多く飛ぶのは9月頃だと言われています。
ヨモギ花粉のアレルギー症状
- くしゃみ
- 鼻水/鼻づまり
- 目の痒み
上記に挙げた症状以外にも、ヨモギを食べる事によって起こる食物アレルギー反応が発生する事もあるので、食べ物にも注意が必要です!
食物アレルギーは上記に書いてある症状以外に、下痢や腹痛や蕁麻疹など重い症状が出るので特に要注意です。
ヨモギ花粉対策方法
- 帰宅時は玄関先で服や頭に付着している花粉を払い、室内に入れない。
- 手洗いうがいをする時に、顔や目の洗浄をする。
- 空気洗浄機を付けて置く。
- 花粉の症状を和らげる食べ物や飲み物を取り入れる。
花粉対策をしても症状が出てしまう方は点鼻薬や点眼薬などの市販薬を使用する事をオススメします!
余談ですが、ヨモギのお灸はアレルギー持ちの方でも試せるようです。
ヨモギを燃やした煙などからは食物アレルギーはもちろんの事、花粉症状は出ないので安心して下さい。
ただ一から手作りとなると、作っている間にアレルギー症状が…となりかねないので、市販で売っているものがオススメです。
ヨモギについてのまとめ
今回はヨモギについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?
私は強いアレルギー持ちなので花粉の時期はマスクを常備していますが、それでも毎年症状が出てしまいます…。
でも実は花粉アレルギーを発症したのは5年前くらいからなので、今アレルギーを持っていない方もいつなるか分からないので要注意ですよ。
ライターMISAKI