ユリはその場にあるだけで優雅な雰囲気になる事から栽培用や観賞用として人気がある花ですね。
ユリと言えば白い花と言うイメージがありますが、ピンクのユリがある事を知っていましたか?
今回は生態や開花時期、そしてピンクのユリについて紹介していきたいと思います!
存在感バッチリ!名前の由来や生態や開花時期について
ユリの名前の由来には二説あって、花をめくるとまた花がある事から百枚の花弁が合わさっているような姿から当て字で「百合」と付けられた説。
二つ目は、茎が細いので風が吹くと花がユラユラと揺れる事から始めは「ゆすり」と言われていたが呼び名が変化していき「百合」と言われるようになった説があります。
花言葉は「純潔」「無垢」「威厳」「純粋」「陽気」「華麗」「高貴」などのメッセージが込められています。
純粋や純潔の意味が込めらるようになったのは、聖母マリアに捧げられた花である事が関係しているようです。
キリスト教では百合のことをマドンナリリーと呼んでいます。
誕生月は、07/13・07/15・07/19・07/24・07/31・08/02・09/01・11/18です。
生態は、ユリ目ユリ科ユリ属の多年草です。
原産地は北半球の亜熱帯~亜寒帯で、アジア・ヨーロッパ・アメリカと広く分布しています。
ユリ科に属するものは150種以上あり、そのうち日本では15種のユリを見る事が出来ます。
ちなみに日本で自生しているユリは「ヤマユリ」と「タモトユリ」だけです。
ユリの茎は種類によって異なってきますが、基本的には30㎝~2m程まで成長します。
葉は細長い笹のような形をしており、茎に一番少なくて十数枚~多くて200枚ほどの葉をつけます。
開花時期は5月~8月頃までです。
少しだけユリの絶景スポットを紹介しておきますね!
ゆりの里公園 ユーリム春江
ここでは15万本のユリが栽培されていて花好きの方には人気観光スポットです。
駐車場や入場料も無料で、イベント事をしている日もあるので家族連れや友人・恋人同士で訪れると楽しいと思いますよ。
箱館山のユリ
夏季限定でユリ園が開かれています。
ゴンドラに乗って山頂に着くと、そこには10万種以上のユリが咲き誇っていて緑も多くあり新鮮な空気の中、絶景を楽しむ事が出来ますよ!
まだまだ他にも絶景スポットはあるので調べてみて下さいね。
ピンクのユリの種類
ピンクのユリの花言葉は英語で「Wealth and Prosperity(富と繁栄)」と言う意味があります。
家や庭先に飾っておくと良い事があるかも知れませんよ!
さて、個人的に綺麗だと思ったピンクのユリをいくつか紹介します。
ロビーナ
花びらが濃いピンクに染まっていて、花びらの大きさも存在感があり
観賞用として結構人気があるようです!
香りは優しい甘い香りで、部屋に置いておくと芳香剤の代わりになってくれますよ。
ソルボンヌ
背丈が高く花びらも大きく香りも強いのが特徴です。
色は淡いピンク色で白とピンクのグラデーションがとても綺麗です。
7月~8月頃が開花時期とされています。
オトメユリ
原産地は日本で、宮城県南部・新潟県・福島県・山形県などで自生しています。
野生種は準絶滅危惧種に指定されているほど貴重なユリです。
香りは濃厚な甘みのある匂いなので、濃い匂いが苦手な方にはオススメ出来ないユリです…。
開花時期は6月~8月です。
ここで紹介したもの以外にもピンクのユリはまだまだありますし、珍しい柄を持つユリも沢山存在するので、もっとユリの事を知りたい方は見てみて下さいね。
ユリについてのまとめ
今回はユリについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?
色んな顔を持つユリは調べれば調べるほど奥深い花ですね。
皆さんが好きなユリはどんな種類のものですか?
ライターMISAKI