赤いお目目がとっても可愛い「うさぎ」
近年はペットとしても人気があります。
ペットとして飼ったときに、色々覚えてくれるのかなーっと、うさぎをペットとして迎えようと思っている方は、うさぎの知能についても気になると思います。
そこで、うさぎの生態と知能について調べてみました。
うさぎの特徴
うさぎの大きさは体重によって3つに分かれます。
小型は体重2kgまで、中型は体重2~4kg、大型は体重4kg以上となります。
うさぎの体毛はとっても柔らかくてふわふわです。
うさぎは種類によって体毛の長さや色が変わります。
灰色や白のうさぎは小学生の頃、学校のうさぎ小屋でも見かけていましたね。
他には茶色や褐色、ぶち模様などがあります。
うさぎは耳が長くて大きいのが特徴ですが、うさぎの耳はとてもよく聞こえ、音のする方に耳が向きます。
そして身体の体温調節をするときも耳で行います。
うさぎの目は赤くて有名ですが、広い視野で見ることができ、暗闇でも平気です。
ですが食べ物を食べるときは目ではなくにおいで判断します。
鼻には犬のように縦に割れ目があり、28本の歯を持っています。
肉球はないのですが、指には爪が生えています。
うさぎの体温は高く、39度は正常になります。
うさぎは盲腸が長いのです。
ストレスに弱く、神経質な性格です。
うさぎの寿命は5~11年ほどなのですが、ギネス記録では18歳10ヶ月生きたうさぎがいるそうです。
うさぎの生態
うさぎは森林、雪原、草原などに生息しています。
野うさぎとあなうさぎは見かけがとても似ているのですが、野うさぎは穴で生活せず野山で生活していて、あなうさぎは土の中に穴を掘って生活します。
縄張り意識が強めです。
草や果物、木の葉っぱなどを食べる植物食ですが、蟻を食べるうさぎもいます。
うさぎは条件反射がとても優れています。
ですのでうさぎはとても速く走ることができます。
うさぎの種類にもよりますが、時速60~80kmで走ることができます。
うさぎは脚力もあるので、ピョンピョン跳ぶことができます。
うさぎの天敵はキツネなど小中型の肉食獣です。
うさぎは声帯を持っていないので、声を出すことができません。
そのかわりに”スタンピング”という行動をとります。
スタンピングとは、後脚を地面に強く打ちつけることです。
キツネなどの天敵が現れた場合は仲間に知らせるために、スタンピングをします。
他にもうさぎ自身がイライラしたときなどにもスタンピングをするそうです。
うさぎの唾液には、殺菌効果のある成分が含まれているので、自分の唾液を顔や身体に塗りつけて身体を綺麗に清潔に保ちます。
うさぎはたまに食糞をしますが、これは手っ取り早く栄養補給をしているのです。
うさぎは産まれてから4~6ヶ月で赤ちゃんを産めるようになり、1度に5~10匹産みます。
うさぎの知能
まず人間の知能を数字で現すと0.89となります。
チンパンジーは0.3で犬が0.14です。
そしてうさぎはというと0.07になります。
これは、うさぎの知能が人間の1歳児ぐらいあるということになります。
うさぎは音や感覚で認識するそうです。
記憶力もあり、人間の言葉も簡単なものなら覚えて、理解してくれます。
自分の名前もわかるので、呼ぶと近づいてくるんですよ。
トイレの場所も覚えてくれるので、トイレのしつけもちゃんとできます。
人間に懐いてくれて、甘えることもあるのですよ。
うさぎの生態と知能についてまとめ
うさぎについてご紹介してきましたがいかがでしたか?
うさぎは人間の赤ちゃんと同じぐらいの知能があるのですね。
モフモフでとっても可愛いうさぎは、寂しがり屋さんでとても繊細です。
ペットとして飼われる方は、たくさんの愛情を与えてあげましょう。
(ライター 雲呑)