貝殻を背負ってのそのそと歩く姿が可愛らしいヤドカリ。

磯遊びではお馴染みの生き物ですね。

 

とても身近な生き物ではあるのですが、まだまだ一般的には知られていない情報がたくさんあります。

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そこで今回は、ヤドカリの生態や寿命など様々な観点から、詳しく見ていきたいと思います。

ヤドカリの生態

ヤドカリは、巻貝などの中に体を収め、それを背負って生活している甲殻類です。

貝殻を背負っていますが、貝の仲間ではなくエビやカニなどの仲間なんですよ。

貝殻だけ見たら貝かの仲間だと勘違いしてしまいそうですが、本体を見れば一目瞭然ですよね。

他人の宿(貝殻)を借りているので「宿借り」。

 

宿となるのは主に巻貝ですが、中には死んだサンゴの穴や二枚貝の殻を宿とするものもいます。

巻貝だと防御力は強そうですが、二枚貝はかなり防御力がなさそうに見えますね…。

 

磯に生息しているイメージの強いヤドカリですが、じつは水深数百メートルの海底にも生息しているんです。

海底に暮らす高級食材「タラバガニ」も、カニではなくヤドカリの仲間なんですよ!

ということは、もしかして普通のヤドカリも美味しいかもしれない…?

 

ヤドカリは貝殻を使って体を守るため、殻の中にある腹部はかなり柔らかく弱いです。

貝殻は体の成長に合わせて引っ越しをする必要があり、ちょうど良い大きさのものがなければ、時には他のヤドカリを追い出して貝殻をゲットすることもあるそうです。

 

宿に適した貝殻は奪い合いになることが多く、そのためヤドカリは貝殻だけではなく人間が捨てた空き缶などのゴミを宿として利用することもあるんだとか。

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海岸で動くゴミを見かけたら、それはきっとヤドカリです。

 

種類によって寿命にも差があり、「オカヤドカリ」の仲間だと飼育下での寿命は意外にも長く、約15~20年。

長いものでは30年生きた記録もあるそうです。

 

あんな小さな生き物が30年も生きるなんて、ビックリですよね。

それに対して「ホンヤドカリ」の寿命は3~4年ほどだと言われているので、種類によってかなりの差があることが分かります。

ペットとしても飼育できる

じつはヤドカリ、ペットとしても人気があるんです。

正直、そんなもの飼って何が面白いの?と言いたくなりますよね。

 

しかし、ヤドカリはペットとしてとても楽しみがいのある生き物なんです。

 

まず、ヤドカリは哺乳類のペットのように懐いたりするわけではありません。

あまり構われるのも好きではないので、基本的には「観賞用」ということになります。

楽しみ方としては、まず飼育ケース内のディスプレイ。

 

南国風にアレンジしてみたり、より美しくディスプレイするために工夫するのがヤドカリ飼育の醍醐味です。

そしてヤドカリならではの楽しみ方と言えば、やはり「殻」のアレンジ。

 

成長するたびに新しい殻を用意してあげなければなりません。

この時、普通のオーソドックスな巻貝にするのも良いのですが、一風変わった個性的な殻を与えてあげるのもおすすめ。

 

レゴブロックでできた宿や、巻貝にペイントやデコレーションを施したもの、透明なガラス製の貝殻など、見ているだけで楽しくなるようなものがたくさんあります。

それぞれのヤドカリやディスプレイにぴったりなものを選んであげてください。

ヤドカリについてのまとめ

海水浴や潮干狩りなどで捕まえて楽しむのもいいですが、ペットとして飼育するのもまた違った楽しみ方ができますね。

自分が用意した殻に入ってくれた時は、なんとも言えない嬉しさがあると思います。

 

私がもし飼育するなら、ガラスの貝殻に入ってもらいたい…。

水族館などでも、中身がよく見えるようにガラスの貝殻を使っているところもあるそうなので、気になる人は見に行ってみてはいかがでしょうか。

(ライター もんぷち)

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