ニホンザルは日本に生息している野生のサルの内ほとんどの割合を占めているサルの一種です。

そんなニホンザルの生態や人間との関わりを探っていきます。

 

またニホンザルと言えば、温泉に浸かっているイラストもあることからその様子を想像する方もいるかと思いますが、なぜ温泉に入るのか、その生態と合わせて説明していきます。

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ニホンザルの生態

ニホンザルの外観として、体調は約50㎝、体重は軽いもので10㎏弱から重いものは20㎏近くまであり個体差が大きいです。

全身体毛に覆われており幼い時期であるほど体毛の密度は高いですが顔やお尻は成長に関係なくむき出しで赤みを帯びています。

跳躍などの身体能力は高く、木登りや木々間の移動などを得意としています。

また視覚や聴覚といった感覚は人間にかなり近い能力があると考えられており、記憶力や判断力など学習能力も動物の中でもかなり高いです。

 

生息地は広葉樹のある場所を好みほとんどは集団生活をしており数十匹もの数で構成されたグループもあり、リーダーシップをとる個体も存在します。

そのため、ある程度の文化的な生活を営んでいるとも言われています。

また、雑食ではありますが基本的には植物類をメインで食して生きており、草や花、種子等を食べます。

ニホンザルと人間の関係

食べるものは主に植物類であると言いましたが、そのために、人間が栽培した野菜や果物を食べて荒らしてしまう事例が出てきています。

日本の産業が発展する前までの時代では天然の森林が広がり広葉樹も多く分布していました。

 

そしてニホンザルたちの食料も豊富に存在し、彼らの縄張りと畑との距離が特別近くなければニホンザルたちも無理に人間の生活圏内まで下りてくることはありませんでした。

しかしながらここ数十年で造林が進み広葉樹の森林伐採や山そのものをなくして開拓する働きが盛んに行われました。

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その結果ニホンザルたちの生活領域は急速に縮小し、それに伴って食料の絶対量も減少していきました。

そうなると彼らは生き抜くために人間の生活する領域まで来て食料の調達をしないといけなくなり、畑を荒らすようになったのです。

 

こうしてニホンザルが害獣として認知されると、人間も自らの畑を守るために対策として様々な手段を取るようになります。

例えば、ニホンザルは果樹や野菜、イモ類を好むためその周辺には防護柵を張り、状況によっては電流を流すような防護柵も張られています。

 

またニホンザルの知能の高さを逆に利用して、威嚇をされることによる恐怖を覚えさせ、近づきたくない土地と思わせるなど様々です。

そうして現在は生息数を減らしていっています。

温泉に入るのはなぜか

上記したようにニホンザルは非常に知能が高いです。

また生息地も日本中に散在し気温がとても低い地域にもいます。

 

そのような寒冷地に温泉のような暖の取れる場所があれば当然寄ってくることになるのですが、一度入浴にチャレンジしてみて、暖かく危険でないと知ればそのことを学習し繰り返します。

寒いから暖かい温泉に入ったのだとしっかり理解ができるため、夏のように気温が高く暖を取る必要がないときには温泉には入ろうとしません。

ニホンザルがいる温泉はどこ?

実際にどの温泉にニホンザルが入るのかというと地獄谷野猿公苑が圧倒的に有名で、海外から見に来る人がいるほど人気があります。

所在地は長野県の北部にある渓谷に位置します。

 

この周辺はかなり平均気温が低く雪に覆われている期間が長いためニホンザルたちも温泉に浸かるようになったのです。

温泉に入る理由にはニホンザルの賢さがあった!

ニホンザルは知能の高い生態故人間といがみ合うこともありますが、賢さを持ち合わせていることにより、猿の入る温泉として観光地ができるなど、人間を楽しませてくれることもあります。

地獄谷野猿公苑以外にも動物園などで人工的にそのような環境を再現している場所もあるので、ニホンザルが温泉に入る姿を見たい方はそちらに足を運んでみても良いでしょう。

ライター yuki_1

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