皆さんは哺乳類と爬虫類の共通点と相違点が分かりますか?
意外と違いや共通点がパッと出てくる方は少ないのでは無いかと思います。
今回の記事ではこの二種類について書いていきたいと思います!
哺乳類と爬虫類のそれぞれの生態と特徴について
ここでは分かりやすいように哺乳類と爬虫類の生態や特徴を分けて紹介したいと思います♪
【哺乳類】
哺乳類の生態は、脊椎動物に分類される生物群の事を言います。
乳腺が発達していて、出産した後は子供に母乳を与えて育てる事がこの哺乳という名の由来になっています。
哺乳類の代表的な動物と言えば…ライオン・ゾウ・サル・ウシ・ネズミ・カンガルー・などですね。
これらの動物は非常に頭がいい事でも有名ですが、哺乳類は大脳がよく発達しているのも特徴的です。
その他の体の特長としましては、毛もしくわ鱗で覆われており、汗腺・皮脂腺・乳腺が発達しています。
横隔膜があり肺呼吸・皮膚呼吸をしており、心臓は完全な2心房2心室になっていて、赤血球には核を持ちません。
口の中と鼻の中は完全に仕切られていて、頭蓋骨に空いた鼻の穴は1つ、下あごは1つの骨だけで作られています。
鼓膜の内側には、「鐙(あぶみ)」「砧(きぬた)」「鎚(つち)」という3つの小さな骨があり、これらの骨が振動を内耳に伝えて、内耳では振動をリンパ液の働きに変えて電気信号として脳に伝わっています。
出産する時は、胎盤で子供を育ててから出産するというのも特徴です。
生活環境は、砂漠・森林・極地・高山・地上・地下・水中・樹上・空中などあらゆる環境に適応する事が出来ます。
哺乳類は、単孔類を含む原獣亜綱と有袋類・真獣類を含む獣亜綱に大きく分けられていて、約4500種以上存在すると言われています。
【爬虫類】
爬虫類の生態は、脊椎動物門爬虫綱に属する動物群です。
鉤爪を有していて、爪で引っ掻く・地を這う所からこの爬虫という名の由来になっています。
爬虫類の代表的なものと言えば…ワニ・トカゲ・カメ・ヘビなどですね。
体の特長としましては、乾燥に強く皮膚は鱗で覆われており、汗腺や皮脂腺のような線がほとんどありません。
ほとんどのものには四本の足と尻尾が生えており、運動能力は低いが、ワニ類とトカゲ類に関しては体を持ち上げて走る事が出来て意外と速いんだそうです!
しかし通常は這うように移動するものが多く、鉤爪を使って壁などをよじ登ったりすることも出来ます。
心臓は2心房2心室で肺呼吸を行い、体温は変温性です。
出産する時は、殻に覆われた卵状で産むのも特徴の一つです。
生活環境は、森林・樹上・陸上・水中など様々な場所に適応する事が出来ます。
爬虫類の種類は約6200種類以上存在すると言われています。
共通点と相違点の簡単なまとめ
哺乳類と爬虫類の共通することは、脊椎動物である事や肺呼吸をしている事、さらに様々な環境に適応して生きている事では無いでしょうか?
逆に大きな違いは見た目などもありますが、出産方法だと思います。
基本的に哺乳類はお腹の中で子供育ててから出産しますが、爬虫類は卵で産みますよね。
そして一度に産む子供の数も全く違い、爬虫類の方が多いとされています。
ちなみに人間は哺乳類に分類されるようです!
確かに考えてみれば、爬虫類とは意思疎通が難しいですが、哺乳類動物の中には人間と意思疎通が取れるほど頭の良いものもいますよね。
哺乳類と爬虫類についてのまとめ
今回は哺乳類と爬虫類について紹介しましたが如何でしたでしょうか?
これら二種類は調べれば調べるほど奥深く、共通する事もあれば違う事もまだまだ沢山あるので、興味がある方は調べてみて下さい♪
ライターMISAKI