世界各地で恐れられている様々な毒蛇。

そんな毒蛇たちの中でも、一二を争う危険な猛毒を持つのが「ブラックマンバ」。

日本には生息していませんが、この名前を聞いたことがある人も多いはず。

 

名前からして強そうで危険なにおいがプンプンしますね。

今回はそんなブラックマンバについて、生態や毒の強さと天敵などについてまとめていきたいと思います。

ブラックマンバってどんなヘビ?

ブラックマンバは世界最凶とも言われる毒蛇。

生息域はアフリカ大陸東部から南部にかけてと西部の一部、全長は2~3.5mと比較的大型です。

 

最大で4.5mに達する個体もいて、キングコブラに次いで2番目に長い毒蛇だと言われています。

とりあえず日本にはいないので一安心ですが、強力な毒がある上に大きいって恐ろしすぎますね。

体色はブラックではなく、灰色や褐色で、幼体に至っては更に薄く明るい色をしていて、見た目は名前とは裏腹にとても美しいものです。

ぱっと見では「最凶の毒蛇」なんてイメージはありません。

名前に「ブラック」とついているのは、口の中が黒いからというのが由来。

大きく開く口の中は真っ黒!体表の美しさも相まって、口を開けた時のその姿はとても不気味です。

 

生息地はサバンナで、草原や森林、岩場など色々な場所で見ることができ、地面で日光浴をしたり、木登りをしたりもします。

彼らの移動速度は16m/h。人間が本気で走っても追いつかれる可能性があるほど。また、瞬発力にも優れているので、彼らに近づくことはとても危険です。

しかし人間の生活範囲とはあまり重ならないため、遭遇することは比較的少ないそうで、そこは一安心ですね。

 

しかし本来は臆病で身を隠して暮らしているヘビですが、気性は荒く、とてもアグレッシブな一面を持っているのです。

 

ブラックマンバは基本的に地表性なので小型哺乳類を主な餌としていますが、木登りも得意なため鳥類も積極的に襲って餌にすると言われています。

攻撃時には高い瞬発力と移動速度の速さで、獲物を捕獲。

 

どのくらい速いのかと言うと、もし人間が密林で遭遇して追いかけられてしまった場合、逃げ切れないかもしれない程度の速さです。

デスクワークばかりで運動不足の私なんかだと、簡単に追いつかれちゃいますね…。

 

因みに繁殖は一度の出産で6~17個の卵を産み、卵は80~90日程度で孵化。

50~60㎝の幼蛇が生まれます。

ブラックマンバの毒の怖さ

ブラックマンバが最凶の毒蛇と言われているのには、いくつか理由があります。

一つは先にも記した通り、高い瞬発力や移動の速さから、攻撃を受けてしまう可能性が高いという点です。

 

更にそれに加えて、「毒性が強い」「毒の量が多い」「即効性が強い」という凶悪さ。

この三つのうちどれか一つだけでも危険なのに、全部合わせ持ってるなんて「最凶」と言わざるを得ません。

 

しかも毒を注入するのに失敗することがほとんどないと言うのです。

噛まれたらほぼ確実に毒にやられるということですね。

 

敵に追い詰められたブラックマンバは体長の3分の1の高さまで頭を持ち上げて、コブラのように頸部の皮膚を広げ、シューっという音を立てて威嚇します。

一度の攻撃で敵が退散しなければ、何度でも相手を襲い、そのたびに強力な毒を噴射します。

 

人間の場合、彼らの40m圏内に入ってしまえば、攻撃の対象とされると言われています。

咬まれた場合、血清の処置をしなければ20分以内で確実に死に至ると言われ、ブラックマンバの生息地、アフリカの南部や東部では現在でも命を落とす人が後を絶たないのだそうです。

もし噛まれても治療をしなかった場合、その致死率はほぼ100%。

血清が存在するにも関わらず、現在でも死亡例は多数あります。

 

ブラックマンバの毒は「神経毒」であり、その強さはマムシの60倍とも言われるほど。

噛まれると体の麻痺やしびれ、呼吸困難などの症状が表れ、即効性なため場合によっては20分ほどで死に至ることもあるそうです。

 

基本的には自分から人間を襲うことはほとんどないそうですが、危険を感じた時には強い攻撃性を示します。

持ち前の瞬発力で襲って来るので、不用意に近づいてはいけません。

とても恐ろしいブラックマンバですが、驚くことに日本でも飼育することができるようなんです。

しかし当然ながら、様々な条件をクリアし許可を得なければ飼育することはできません。

命がけの飼育を好き好んでする人がいるとも思えませんが…もし飼育する場合は脱走など絶対しないように気を付けなければなりませんね。

天敵はいないのか

ハブの天敵がマングースであると言われるように(実際は天敵というほどでもないようですが)、最凶の毒を持つブラックマンバにも何か天敵はいないのでしょうか。

ブラックマンバは実質「頂点捕食者」なので、積極的にブラックマンバを捕食しようという動物はいません。

彼らは生態系の頂点捕食者と言っても過言ではないのです。

 

強いて天敵の存在を挙げるとすれば、猛禽類のムナグロチョウヒワシやチャイロチョウヒワシ、そしてブラックマンバの毒を逃れることのできるマングースでしょうか。

しかし、彼らとて積極的にブラックマンバを襲うことはなく、返り討ちに合うことも多いといわれ、ブラックマンバを殺して捕食するほどまでには至らないようです。

ブラックマンバの天敵についてのまとめ

アフリカ大陸東部から南部にかけて、またアフリカ西部の一部の地域に生息。

全長は2~3.5mで、大型の個体は4.5mほどに達し、キングコブラに次いで世界で2番目に長くなる毒ヘビ。

 

生息地はサバンナで、草原や森林、岩場など色々な場所で見ることができる。

瞬発力があり、移動速度は16m/h。人間が本気で走っても追いつかれる可能性がある。

 

咬まれた場合、血清の処置をしなければ20分以内で確実に死に至る。

天敵は猛禽類のムナグロチョウヒワシやチャイロチョウヒワシ、マングース。

 

とはいえ、世界中の毒蛇を見渡せば、ブラックマンバの毒なんて可愛いもの・・・・

世界の猛毒ヘビランキングではこのブラックマンバさえもトップ10入りしないというのだから、

どんだけの毒蛇がいるのよ!!って話なのです。

(ライター もんぷち)

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