子供達に絶大な人気を誇るカブトムシ。

夏休みになると、カブトムシやクワガタ捕りをせがまれたお父さんやお母さんは多いのでは?

昆虫好きなお子さんは幼虫から育てたい!と言い出すこともあるかもしれません。

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カブトムシの幼虫、実はとってもカナブンの幼虫と似ているので、捕まえる時はちょっと注意が必要ですよ。

一生懸命育てた結果、出てきたのはカナブンだったりしたらちょっと残念!?

お父さんの面目もまるつぶれ・・・そんなことにならない為に、カナブンとカブトムシの幼虫をしっかり見分けられるようにしておきましょう。

カナブンとカブトムシの違い

カナブンとカブトムシは同じコガネムシ科の昆虫で、生態も似ている点が多い生き物です。

カナブンの幼虫は㎝3~5㎝ほどの大きさがあります。

頭部分はこげ茶色で顔の左右の脇に斑点のような模様があるのが特徴です。

カブトムシと比べると若干オレンジ色がかかっているような感じです。

 

幼虫の体には、地面に付くラインにそって全体に毛が生えていて、この毛もカブトムシと比べると多めでふさふさとした印象をうけます。

でも…これだけではやっぱりわかりずらいですよね。

そんな時はそうっと幼虫を裏返しにしてみてください。

そしてちょっとの刺激を与えて幼虫が動き出すのを観察すればよいのです。

カナブンの幼虫は背面歩きをします。

背中を地面につけ、比較的早いスピードで移動します。

一方カブトムシの幼虫はしっかりと表を向いて正常な姿勢でゆっくりともそもそ動き出します。

これが、2つの幼虫を見分ける時の最大のポイント!!。

カナブンの生態

カブトムシに比べると人気の点ではやや劣る昆虫、カナブンですが、よく見るととてもきれいな甲虫です。

キラキラと光る背中は自然界においても目を惹きます。

個体によって微妙に色合いの違い、メタリックなブラウンやブルー、グリーンなど、これは子供達の心をくすぐるような色合いです。

 

カナブンは本州や四国、九州に生息しています。幼虫時代を広葉樹の葉の下を好んで過ごしています。

特に最近の研究ではクズの葉を好んでいることなどもわかっています。

成虫になってエサを求め、地上に姿を現します。エサは果物の汁やクヌギや粉らの樹液で、カナブンの足の先端部分いは2本の鋭い爪が付いていてしっかりと木につかまれるようになっています。

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幼虫から蛹に変わるときには土の繭をつくり、その中で脱皮します。

似ている昆虫にはハナムグリやコガネムシなどがいますが、これらを総称してコガネムシと呼ばれることも多いです。

2つの昆虫の違いはエサで、ハナムグリはその名の通り花に潜って花粉や蜜をすい、コガネムシは草食で葉っぱなどを食べて暮らしています。

成虫になってからの寿命はコガネムシが1か月ほどです。ハナムグリは越冬でき、2年ほど生きます。

カブトムシの生態

一方、昆虫の王様カブトムシは本州より南の地域に生息しています。

残念ながら北海道の子供達は自然界のカブトムシを見られず、デパートや大型のホームセンターなどで買って飼育していたりするんですよ。

カブトムシの幼虫は蛹になるときは蛹室という穴を作ります。

そこでゆっくりとあのカブトムシの姿へと脱皮していくわけですが、その様子を観察するのには少し工夫が必要です。

細長い瓶のようなものに脱皮前の幼虫を入れて、ちょうど蛹室の側面がガラス越しに見えるようにしておけば大丈夫なのですが、書いているほど簡単でもないわけで・・・上手くいけば、黒い甲虫になる前のカブトムシを見ることが出来ます。

カブトムシは夜光性なので、夏休みカブトムシを捕りに行くときには夕方5~10時くらいか、または早朝4時くらいがおすすめです。

 

どうしてもカブトムシをゲットしたい人は、カブトムシトラップという方法もありますよ!

バナナや焼酎、砂糖などを混ぜたオリジナルのトラップでもよし!簡単な既製品も売っています。

カブトムシの好きなナラやクヌギの木に仕掛けておけば、カブトムシたちがたくさん寄ってきますよ!!この夏休みにぜひチャレンジしてみてくださいね。

(ライター ナオ)

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