皆さんはエボシガイという生き物を知っていますか?

エボシガイと言えば、日本で震災が起こった時にアメリカまで漂流した船にエボシガイがびっしり纏わりついていた衝撃の写真があがっていましたね!

 

このエボシガイが沢山集まっている様は、集合体恐怖症の方に取っては耐えられないものだと思います。

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今回はそんなエボシガイの生態や特徴、そして食べる事は出来るのかどうかについて詳しく紹介していきたいと思います。

エボシガイとは一体どんな生き物なのか?~生態と特徴について~

エボシガイの名前の由来は、殻が円錐形で富士山に似ている事からこの名が付けられたそうです。

他にも鳥帽子に似ている事から付けられたという説もあります。

 

エボシガイの生態は、顎脚綱有柄目エボシガイ科の節足動物・固着性の甲殻類の一種です。

生息地は、東南アジアやアフリカなどを始め、世界中の海洋の潮間帯から深海にかけてあらゆる場所に広く分布しています。

 

平均体長は約5㎝程で、生活環境は主に船底・流木などの漂流物、時にはビンや他の生物の体表などにも付着して海上を漂って生活しています。

体の特長としましては、殻の表面は白くて滑らかですが成長線と言われる筋が入っています。

体は柔らかく伸縮性があり、柄部と先端の殻に覆われた頭状部からなっています。

 

頭状部の大きさは2㎝~5㎝ほどで、殻の中には蔓脚と呼ばれるものがあり、手のひらのようなものがあるのが特徴です。

この頭状部の中身はエビがひっくり返って入っているような状態になっているんだそうです。

餌はプランクトンで、頭状部の蓋を開いて脚を広げたり縮めたりしながら水を掻き海水中のプランクトンを捕食しています。

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柄部は肌色もしくはベージュ色をしていて、長さは個体によって異なるそうですが10㎝を超えるものもいるみたいです。

伸縮しているときは最大で30㎝程まで伸びる事もあるそうです。

見たことがある方なら分かると思いますが、中身が出ているときは結構グロテスクで気持ち悪いです…。

 

繁殖期は春ごろから秋ごろまで行われます。

特に夏が産卵ラッシュのピークで、この時期が一番多く卵が産まれるそうです。

エボシガイは卵を作る卵巣と精子を作る精巣の両方を持っている雄雌同体で、自家受精せず陰茎を通じて他個体に精子を渡して繁殖していきます。

 

繁殖機関に産卵する卵の数は、9000個~32000個とされています。

エボシガイの子供は2年程で大人のエボシガイに成長していきます。

エボシガイの平均寿命は10年程とされています。

エボシガイは食用として使えるの?~エボシガイの雑学~

見た目がグロテスクなので中々食用として扱おうと思わない生き物ですが、意外と美味しいくやみつきになる味で一部の地域では人気なんだそうです。

特に青森などではエボシガイを使った料理が豊富にあり、普通に食べられているんだそうですよ。

基本的には味噌汁にして食べるのが一般的みたいですね。

 

その気になる味というのが、貝と言うよりエビの味に良くにていて、ほんのり甘さもありとても美味しいようです。

ちなみに海外では、中国などスペインなどでは普通に食材として扱われているんだとか。

 

ただほとんどの国や地域では、やはりエボシガイはその見た目から食用として扱われないようで抵抗を示す人が多いんだそうです。

エボシガイの味に興味がある方は、自分で捕まえて調理して食べてみてはどうでしょうか?♪

エボシガイについてのまとめ

今回はエボシガイについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?

エボシガイの生態はまだまだミステリアスな部分が多いので、もっと詳しく生態などを知りたい方は実際に捕まえて観察してみるのも良いかもしれませんね。

ライターMISAKI

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