ペットとして人気のコーンスネーク。

蛇のイメージをガラッと変えてくれるともいえる、可愛い!!??コーンスネークの生態と寿命に迫ります!!

コーンスネークの特徴と生態

コーンスネークはナミヘビかナメラ属に分類されます。別名をアカダイショウとも言われています。

アメリカ合衆国に分布しており、日本へはペットとして輸入されています。

最大全長は183㎝ほど、背面は赤やオレンジの個体から赤褐色、灰色、黄色と様々。

腹面は白く、黒や黒褐色の角ばった市松模様のような模様が入っています。

 

左右の眼は三日月状に黒く縁どられた赤やオレンジの斑紋が入ります。

森林を好み、草原や農耕地などにも生息しています。

 

基本的に地表に棲みますが、木登りもとても上手で樹上に登ることもしばしばです。

半夜行性、もしくは夜行性で主に薄明時や夜間に活動します。

 

昼間は地面にあいた穴や石の下や倒木の下に隠れています。北部の個体は冬に冬眠します。

繁殖形態は卵生で、5~7月に出産し、一回に12~25個の卵を産み、卵は60~70日で孵化します。

コーンスネークの種類

コーンスネークは実に多様な種類で展開されています。

アメラニスティックはアルビノの黒色部が白くなる品種です。

 

アネリスリスティックは赤色の色素の欠損したタイプでブラックとも言われています。

黒とグレーの落ち着いた色合いの網模様が入ります。かっこよさが魅力です!

 

アルビノとアネリを交配させることによってスノーが生まれます。体は白っぽく、子供の頃はうっすらとピンク色をしていますが、大人になると鱗が厚くなり、ほとんどが白くなります。

綺麗な色で、ペットとしての人気もとても高いコーンスネークです。

 

初めて飼う方にもぜひおすすめです。

マイアミフェイズは背面の体色が灰褐色、斑紋は縁取りが不鮮明で赤色をしています。

コーンスネークの飼育

コーンスネークは爬虫類を飼育したい人にとって、入門的な存在のヘビ。

性格も大人しく、こちらから無理やり触ったりしない限りはむやみに噛みついてきたりしません。

 

慣れてくるとハンドリングも出来るので、飼育の楽しみがある蛇デス。

飼育も比較的簡単で、日本でも繁殖が盛んに行われています。

 

値段はアルビノで1万円前後、人気のスノーは1万5千円前後、そして更に人気のある種類だともっと高くなります。

ノーマルや安い個体は3,000~8,000円程度で手に入れることも出来ます。

 

最大で150㎝くらいまで成長するコーンスネークですが、とぐろを巻いていることが多いので、飼育するゲージはそれほど巨大でなくても大丈夫です。

プラスチックの昆虫用の飼育ケースとパネルヒーターが必需品。

 

パネルヒーターは飼育ゲージの3分の1程度の大きさがあれば、全体を温めることが出来ます。

余り大き目のヒーターを用意してしまうと、体温を下げられなくなってしまうので、注意しましょう。

 

後は水入れ、エサ入れ、床材、温度湿度計などで、適温は25~28℃です。

エサは冷凍のピンクマウスなどを与えると元気に生活できます。大きすぎる場合は刻んで与えるようにしましょう!

コーンスネークの寿命

コーンスネークの寿命は10~15年程です。

比較的長生きなので、十分に愛情を注ぐことが出来ますよ!

コーンスネークの生態と寿命に関するまとめ

コーンスネークはアメリカに分布するナミヘビかナメラ属に分類される蛇。別名をアカダイショウと言う。

半夜行性、もしくは夜行性で主に薄明時や夜間に活動する。

 

性格が大人しく、種類も豊富でカラーバリエーションがある為、爬虫類初心者の人でも楽しく簡単に飼育することが出来る。

値段は3,000~15,000円程度。人気の種類はもう少し高い。

寿命は10~15年。

(ライター ナオ)