皆さんはコザクラインコという鳥を知っていますか?
体の色がカラフルで仕草も愛らしく癒し系な鳥さんです!
今回はコザクラインコの生態や飼育方法について紹介していきますね。
コザクラインコの生息地、生態、寿命など
コザクラインコは英語名だとAgapornis Roseicollosと言い「愛を表す鳥」と言う意味があるようです。
日本名ではコザクラと入ってるので、桜の花のような鳥と言う意味が込められているのでしょうか?
生息地はアフリカ西南部ナミビア共和国の半乾燥地域に生息しています。
乾燥した高地や水辺や岩の割れ目などで生活しているようです。
体長は大体16~17㎝で、体重は40~60g程です。
コザクラインコの食性は種子食で、木の実や畑に生えている野菜などを食べたりしています。
そしてコザクラインコに限らずインコ類は自分の糞を食べる事があります。
これは、糞が美味しいから食べているのでは無く栄養が不足しているときに食べるんだそうです。
コザクラインコには特技があり、あの小さなクチバシを器用に使って木の皮などを上手に向き、それを背中にさして巣まで運んで巣作りの材料に使うんです!
基本的に巣を作るのはメスの仕事ですが、オスでも積極的に巣作りに参加する子もいるみたいです。
コザクラインコに取って巣作りは子供を産む準備の為でもありますが、オスにアピールする為とも言われています。
豪華で立派な家も持ってるほどオスが寄って来やすいとかあるんですかね?面白い習性です。
コザクラインコの繁殖期は春と秋で、一年の間に2回あります。
繁殖時期に入るとメスとオスでペアを作るのですが、愛を表す鳥と言われるだけあって
独占欲が強く、カップルのテリトリーに侵入する者には激しく攻撃します。
交尾をするとメスのお腹が徐々に大きくなっていき、一日に一つづつ卵を産みます。
合計で4~6個産卵し、一カ月くらいで孵化します。
寿命は6~8年程生きるとされています。
コザクラインコの飼育をする際に準備するもの
- 鍵付きのケージ
- 新聞紙などの紙切れ
- エサ入れと水入れ
ショップに行くと分かる思いますが、インコ飼育専用のケージが売ってあります。
すぐに飼育が始められるように細々した物がセットで販売されていると思います!
ケージの下に新聞紙などを敷いて置くと汚れにくいですし、お掃除が楽チンですよ。
エサはインコ専用の餌が売ってあります。
一つ気を付けて欲しい事は、レタスやキャベツくらいなら大丈夫ですが、基本的には人間の食べ物は与えないようにして下さい。
病気になったり早死にの原因になります。
コザクラインコはペットショップに行けば手に入れる事が出来ますが、稀に販売していないお店もあるみたいです。
そんな時は、里親探しのホームページを見てみるのも良いでしょう。
コザクラインコの飼育方法
コザクラインコは少し気難しい所があり、自分のテリトリーを大切にするので一匹に対し一部屋与えてあげて下さい。
飼い主が触る場合も慣れるまでは噛みつかれたりする事もあると思うので気を付けて下さいね。
しかし慣れると人懐っこくて飼い主に沢山の愛と癒しを与えてくれるので、沢山コミュニケーションを取ってあげて下さい。
ちなみに、コザクラインコに噛まれると結構痛いらしく血が出るくらいだとか,,,。
部屋の温度は湿気が多い場所を嫌うので、乾燥してるくらいが丁度良いでしょう。
コザクラインコについてのまとめ
コザクラインコは見かけによらず、気が強く攻撃的な所もありますが
気を許した相手には優しい愛情深い鳥さんなんですね。
これから飼育にチャレンジしようと思ってる方は、コザクラインコに気に入られるように頑張って下さいね!
ライター MISAKI