ペットとしても人気のインコ。

その中でも小さくて人気があるのが「コミドリコンゴウインコ」です。

 

なんだかカタカナで書くと目が滑る名前ですね。

今回はこのコミドリコンゴウインコの生態や魅力、飼い方などについてまとめてみたいと思います。

コミドリコンゴウインコってどんな鳥?

コミドリコンゴウインコは、コンゴウインコの中では小さめの種類で、声も小さいことからペットとしても人気があります。

体は小さいと言っても約30cmほどはあるので、そこまで小さい鳥というわけではないですよ。

 

コンゴウインコの仲間の中には、体長80cmを超える種類もいるので、それに比べて小さいということです。

生息地はギアナ、ベネズエラ、ブラジル、アマゾン北部など。

 

頭部は深緑色、体全体はとても美しい緑色をしています。

部分的に入る赤や黄色の差し色も、やはりインコならではの美しさを感じさせてくれます。

コミドリコンゴウインコの飼い方

先ほども少し触れましたが、コミドリコンゴウインコはインコの中では小柄で飼いやすい種類です。

飼いやすいとは言っても、予備知識なしに飼育ができるほど簡単だというわけではないので、飼育方法などしっかりを頭に入れておいてくださいね。

どこで買う?値段は?

基本的にはペットショップで購入します。

鳥専門店、インコ・オウム専門店などへ行くと、高い確率で出会うことができますよ。

 

インターネットでも購入することは可能ですが、ネット販売はトラブルも多いので、できれば実際に見て触れてから購入をした方がいいかと思います。

価格は大体20万円前後といったところでしょうか。

こういう鳥って高いですよね…。

 

少しでも費用を抑えられたら…と思う人は、里親募集などを利用してみるのも手ですよ。

コミドリコンゴウインコの寿命は20年以上あるので、なんらかの事情で飼育できなくなったという人も結構いるんです。

必要なものは?

必要なものは、ケージ、止まり木、餌入れ、水入れなど。

コミドリコンゴウインコを含むコンゴウインコの仲間は噛む力が強いので、インコ専用のケージを用意します。

 

コミドリコンゴウインコは小型ではありますが、あまりに小さいケージだと羽傷ついてしまう場合があるので、尾羽が折れず翼を広げてもぶつからない程度の広さは必要です。

止まり木の太さも指の長さに合わせてあげてくださいね。

餌入れや水入れは、壊されないように金属製や陶器製の丈夫なものを使いましょう。

餌は?

餌はインコ用のペレットを主食として与えます。

その他には果物、茹でた豆類・芋類、野菜、種子類などを副食としてバランスよく与えてください。

その他注意点

まずは鳴き声対策をしなければなりません。

コミドリコンゴウインコは声が小さいとは言っても、スズメのようにチュンチュンというわけではありません。

 

田舎の一戸建てなどなら対策は必要ありませんが、マンションなどの集合住宅の場合はなんらかの対策が必要です。

そして次に、噛まないように躾ける必要があります。

 

インコは基本的に齧るのが好きな生き物なので、躾をしないと噛まれ放題です。

コミドリコンゴウインコも例外ではありません。

 

きちんと躾をしていても100%噛まないというわけにはいきませんが、それでもきちんとした躾は必要ですよ。

コミドリコンゴウインコは頭の良い鳥ですので、その分ストレスを溜めやすい性質があります。

 

1日1回はケージから出してリフレッシュさせてあげてください。

長時間留守にする場合は、寂しがらないようにテレビなどをつけておいてあげると良いでしょう。

コミドリコンゴウインコについてのまとめ

コミドリコンゴウインコは、コンゴウインコを飼ってみたいけど、飼育場所や近隣への迷惑が心配…という人におすすめです。

大型のルリコンゴウインコなどを飼育するよりはいくらかお手軽ですが、それでも長い寿命や鳴き声など、覚悟しておかなければならない点はたくさんあります。

その辺をきちんと踏まえて、コミドリコンゴウインコの飼育を楽しんでくださいね。

(ライター もんぷち)