皆さんはゾリラという動物をご存知でしょうか?
スカンクに非常に似ているので間違えられやすいですが育った環境も地域も違い生態も全然違います。
見た目はフサフサの毛が生えていて可愛らしい姿をしているのですが
その可愛さに騙されて近づいてしまうと後悔する事になりますよ…。
今回はゾリラの生態や特長を詳しく説明していきますね!
見た目からは想像出来ない最悪なアレを放つ!ゾリラの生態と特長!
ゾリラはとてつもない悪臭を放つのであまり良い印象を持たれていません。
お洒落なゼブラ柄をしていて愛らしい顔を持っているのに悪臭を放つあまり嫌われ者になってしまい何だか残念な動物です。
体長は約28~38㎝で、体重は1~1.4㎏くらいの大きさです。
主にアフリカ南部の方で良く目撃されていて砂漠などの乾燥地帯で生活しています。
どこにでも生息している動物では無いのでゾリラは大変珍しい動物だと思いますよ!
ゾリラは夜行性なので、日中は自分で掘った穴の中や岩陰で大人しくしていて夜になるとお腹を満たすために獲物を捕らえるため行動し始めます。
普段食べているものは、小動物や昆虫で完全なる肉食系です。
ゾリラは地上で生活する動物なので意外かも知れませんが、泳ぐ事が得意なんです。
あんなに短い手足で一生懸命に泳いでる所を想像すると少し可愛いく思えちゃいますね!
さてそんな可愛らしいゾリラが何故臭い匂いを出すのかと言うと、身を守るための防衛反応なんです。
ゾリラは敵を襲えるほどの鋭い牙も持っていませんし体も小さい方なので、臭いで戦うしかありません。
危険を察知すると尻尾を突き上げてオナラを出してとてつもなく臭い毒が含まれた液体を相手目がけて噴射します。
その臭さというのが、視力を麻痺させてしまったり、近くにいなくても鼻に突き刺すくらい匂ってくる強烈な異臭なんだそうです。
動物界でも『ゾリラには気を付けろ!』と噂になっているのか、ゾリラに立ち向かっていく動物もあまりいないと言われています。
それでも中には臭い匂いにも動じず威嚇体制を取ってくる動物もいます。
そんなときゾリラは擬死という方法を使って相手の戦闘意欲を失せさせたり、木の上に逃げたりします。
ゾリラの性格は皆さんもうお分かりだと思いますが、争いを避ける気の弱い臆病な子なんです。
この臭い匂いさえなければ愛されキャラな動物になっていたと思うと本当に気の毒に思えます。
ゾリラは人間の役に立つことだって出来ちゃう!ゾリラと人間の関わり。
ゾリラは臭い匂いをまき散らして迷惑を掛けるだけで無く、人間のために働く事も出来るんです!
ネズミを捕まえてくれるので飼いならしてネズミ駆除のお仕事を任せる方達がいます。
基本的にゾリラは恐がらせたり、怯えさせるような事をこちらがしない限り臭い液体を噴射してくる事はありません。
ただ液体を噴射されてしまうと、その辺り一帯は大惨事になってしまうので飼い主は相当神経を使うかもしれませんね…。
ちなみにゾリラが噴射する液体には毒が含まれていますが人間を死に至らせる程の強い毒では無いそうです。
でも目の中に入ってしまうと最悪失明する事もあると言われているので気を付けた方が良いのは確かですね。
ゾリラ まとめ
ゾリラについて詳しく知る事が出来たでしょうか?
写真や動画などで見てもらうと分かると思いますが見た目はペットにしても良いくらい可愛いですよね。
他の動物をも恐れさせる臭い匂いを醸し出すのは凄いです。
しかし、そんなゾリラが意外な形で人間の役に立っているのも驚きでしたね!
もしアフリカに行くことがあれば遠目から観察してみて下さい。
くれぐれも近寄り過ぎないように気を付けて下さい。