皆さんは、白蛇がいることを知っていますか?

なんと、この白蛇は縁起がいいと考えられているようです。今回は、白蛇についてご紹介いたします。

白蛇とは?

白くなった蛇のことです。一般的には、「しろへび」と呼ばれますが、「はくじゃ」「びゃくだ」と呼ばれることもあります。

白蛇は、アオダイショウが白くなったアルビノと呼ばれる種類の蛇です。アルビノは、メラニン色素を合成できなくなった突然変異の種類です。

 

身体が白いと目立ち、捕食されやすくなります。性格は温和です。

山口県岩国市では、白蛇が出現されます。

それは、神の使いとして大切にされていたからと考えられます。飼育下でない場合、生存することが難しい為、珍しいと考えられます。

白蛇の伝説

『白蛇伝(はくじゃでん)』という中国の古い伝説の一つと考えられていますが、小説や物語の1つということで、地域や風習によって伝説の内容は異なるそうです。

その伝説の内容は次のようなものです。『白蛇の妖怪が白衣の美しい女性に化けて、淫慾を満たしその心肝を食うために若い男性を攫う』…つまり、「性」の欲望を満たす伝説です。

 

最終的に、『人類の男性と白蛇の化身である女性との恋愛物語(異類婚姻譚)』という内容になり、詳しい内容としては『白蛇と人間は夫婦になるものの白蛇は法力を持った禅師等に正体を見破られ、西湖畔の雷峰塔に封じ込められる。』パターンや、白蛇が退治されずに恋愛の部分おいて、ハッピーエンドを迎えるパターンのものもあります。

白蛇は縁起がいい?

日本では、縁起のいい象徴として「白蛇」は扱われています。弁財天の使いとして財をもたらすと考えられています。また水神としても有名です。中でもよく聞く縁起の良い話は、『白蛇の脱け殻(脱皮によるもの)を財布に入れておくと金運が舞い込む。』『納屋や家屋に住み着くと、その家は栄える。』

 

なぜ、『栄える』という話があるのでしょうか。それは、蛇の成長スピードは早いからと考えられており、出世したい人にとってはいい縁起担ぎになるのではないでしょうか。

また、蛇は心の切り替えが早くなると言われています。気弱になっている時に効果的だそうで、前向きになるパワーを頂けます。

夢に蛇が出てきたときもいいことが起こる前触れと考えられており、幸運が舞い降りてくるかもしれません!

まとめ

いかがでしょうか。

白蛇の言い伝えや白蛇がどういった種類の蛇か、わかっていただけたでしょうか。

白蛇を見たければ、山口県の岩国へぜひ行ってみてください!

(ライター:Teyo)