クジラと言えばデカい!迫力がある!などのイメージがありますよね。
彼らは地球上の生物の中で一番大きい生き物とされています。
数千年前から存在していて元々は地上の生き物だったようで体もそこまで大きくは無かったようなんですが、海中へと進出した事がキッカケで徐々に進化していき今のように巨大化したようです!
しかし近年では人間による捕鯨活動で急激な個体数の減少が関係しているのか、体長が小さくなっていってると言われています。
今回はそんなクジラの生態とクジラが見られる水族館の紹介をしていきたいと思います。
クジラとは?
クジラは哺乳類のクジラ目、あるいは鯨偶蹄目の鯨凹歯類に属する水生動物です。
種類は約81種類存在すると言われていて、クジラ類は大きく分けてヒゲクジラ類とハクジラ類に分かれています。
【ヒゲクジラ類】
シロナガスクジラ/ナガスクジラ/イワシクジラ/セミクジラ/ホッキョククジラ/ニタリクジラ/ミンククジラ/ザトウクジラなどの計11種類。
【ハクジラ類】
マッコウクジラ/ツチクジラ/アカボウクジラ/ゴンドウクジラなど他の種類も全て合わせると計70種類以上。
生息地は全世界の広い海域を遊泳しており、一定に留まる事は無いので生息場所は決まっていません。
但し大変珍しい事なんですが、日本では小笠原諸島近海に雌と子の群れが定住する事が知られています。
環境は比較的暖かい海を好み、中でもマッコウクジラの雌と子は暖流域から出る事は無いそうです。
しかしクジラという生き物は水温の高低に影響されにくい恒温動物なので、餌を求めて寒冷海域に侵入する事もあります。
寒冷海域で見かけるクジラの種類はシロナガスクジラが多く、彼らはプランクトンやオキアミが豊富な南極や北極付近によく集まります。
体長は種類によって様々ですが、現時点で34mのクジラが一番最大とされています。
逆に一番最小とされているのはオガワコマッコウという種類で、2.7mです。
体の仕組みは哺乳類同様、頭頂部に鼻孔があり肺呼吸をしています。
口の周りにある体毛は感覚器官になっており、一部の種類は背びれを持っています。
クジラの生態
クジラの生態は三つに分けられています。
【エコーロケーション】
エコーロケーションという超音波を使って周辺環境の確認や獲物を察知します。
仲間との意思疎通もこの超音波を使っているそうですが、エコーロケーションについてはまだまだ調査中だそうです。
【眠りながら泳ぐ】
水中で捕食や出産や育児を行いますが、睡眠も行います。
何故眠りながら泳げるかと言うと、右脳と左脳を交互に休ませているからだそうです。
【小魚を食べる】
クジラはプランクトンやオキアミばかり食べているイメージがありますが、小魚も食べます。
一日の食事量は自信の体重の4%程度の量だと言われています。
クジラが見られる水族館
【アドベンチャーワールド/和歌山県】
クジラが見られる水族館と言えばココですね!
アドベンチャーワールドではオキゴンドウとハナゴンドウの二種類のクジラが飼育されています。
【エプソン品川アクアパーク/東京都】
直径約25mのプールで迫力あるパフォーマンスを見たいならこの場所です。
オキゴンドウがイルカ達と繰り広げるショーを360度どこからでも見れるようになっています。
【沖縄美ら海水族館/沖縄県】
観光地として人気の沖縄でもクジラが見られますよ☆
オキちゃん劇場が人気のようです。
オキゴンドウは大型魚も噛みちぎって食べてしまう事から別名シャチモドキと言われています。
【南知多ビーチランド/愛知県】
愛知県にあるこの水族館ではハナゴンドウが見られます!
他の水族館より近くで見る事が出来るようです。
【アクアワールド・大洗/茨城県】
高さ5mのボールに向かってジャンプするオキゴンドウはここでしか見られません!
大迫力のクジラショーが見たい方は是非訪れてみて下さい。
クジラについてのまとめ
今回はクジラについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?
今年の夏休みはクジラに会いに行ってみましょう♪
ライターMISAKI