皆さんは、熊の寿命ってどれくらいかご存知ですか?
意外と知られていない熊の寿命についてご紹介します。
熊ってどんな動物?
地上最大の食肉類です。アジア・ヨーロッパ・南北アメリカに分布します。
ジャイアントパンダなども仲間になる熊は、一番大きい種類がホッキョクグマで最小種がマレーグマと言われています。
犬の7倍もの嗅覚をもっています。視力が弱い為、嗅覚が鋭い点も特徴です。
匂いで獲物を嗅ぎつけます。ヒグマは、鹿の死骸や生ごみなどの腐敗臭は数km先でも嗅ぎつけることができるそうです。
毛の色は、黒や茶色の印象があると思いますが、実はシロクマとして有名のホッキョクグマさんも、地肌の方は黒い毛で覆われているのです。
ちょっと知らなかったでしょ?
熊の生態
山岳地帯や森林に生息しています。冬眠をすることで有名な種類の動物です。
秋頃に栄養を蓄えておき、冬を寝て越します。冬眠の間は、水も食べ物も摂取することはなく、呼吸や心拍数も下げて最低限の力で生き延びます。
冬眠をする生き物は長生きすると言われております。冬眠は、妊娠しているメスから先に準備をして冬眠を始めるそうです。
だいたい、10~11月ごろ、冬眠の準備をして、日中の気温が氷点下になるころ、冬眠を始めます。
熊の大きさは、体長100~250cmにもなる巨体で、体重は、27~500kgほどと言われています。
こんな大きな生き物に襲われたらひとたまりもありませんね。
ちなみに、熊の中でも最大種であるホッキョクグマは体長180~250cmで、体重150~500kgの大きさがあり、最小種であるマレーグマは体長100~150cmで、体重27~65kgだそうです。マレーグマは成人女性くらいの大きさのイメージが湧きますね。
熊のあれこれ
熊は、食肉として狩猟あれることもあれば、漢方(薬)として利用されることもあります。
ただ、熊は人間を襲うので、人身被害や畑などを荒らす行為など、あまり人間と仲良く共生していません。
森林に餌が無ければ人里におりてくるので、森林に生き物が増えるように人間も努力をする必要があります。
熊は、世界中で8種類しか存在していません。その8種類は、ジャイアントパンダやマレーグマ・ヒグマなどよく知られている種類の他、メガネグマ、ナマケグマ、アメリカグマ、ホッキョクグマ、ツキノワグマなどが挙げられます。
元10種類はいましたが、内2種類は絶滅してしまいました。
パンダは、『生きた化石』とも呼ばれており、それは恐竜などが絶滅した時代、哺乳類が増え始めた頃に誕生し、人間よりも先に誕生していることからそう言われます。
300万年以上昔に誕生した生きた化石だなんてカッコいいですね。
熊の寿命
熊の寿命について見ていきましょう。まず、ヒグマは、平均20~30年生きると言われており、最高寿命は47年生きたと記録があります。
基本的にどの熊も、野生で20~30年程度生きると言われてます。
動物園などで管理された熊などは、平均を大きく超え、40~50年も生きると言われています。
長生きですね!50歳のおじいちゃん熊は迫力がありそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
熊は意外と長生きする動物だったんですね!
(ライター:Teyo)