「シマドジョウ」って知っていますか?
ドジョウの仲間で、河川で捕まえることもできます。
金魚などと一緒に飼育することもできるので、シマドジョウの飼育にチャレンジしてみませんか?
シマドジョウの餌と飼育方法について、詳しく調べていきたいと思います。
シマドジョウとは?
「シマドジョウ」とは、コイ目ドジョウ科の淡水魚です。
四国南西部、山口西部以外の日本各地で見かけることができます。
河川の中流に生息していて、すぐに見つけられます。
シマドジョウの大きさは体長が6~14センチぐらいで、細長い体をしています。
顔の左右に3本ずつヒゲがあります。
このヒゲが猫みたいでとっても可愛いんですよ。
尾びれは丸いです。
シマドジョウ体には、円や楕円の形をした黒色の模様があります。
この模様は生息地域や個体によって違いがあります。
シマドジョウは砂に隠れているので、水槽を眺めていると、砂の中から顔をひょこっと出します。
この姿がたまらなく可愛いですよ。
寒い季節になるとシマドジョウは冬眠します。
シマドジョウの寿命は、1~2年です。
シマドジョウは混泳できる?
シマドジョウの性格は大人しくて優しく、他の魚と争いをしません。
ですので、混泳することができます。
金魚など性格が穏やかで、小さめの淡水魚がおすすめです。
大きい魚と混泳させると食べられてしまう可能性があるので、避けましょう。
シマドジョウは水槽の藻を食べるので、水槽を綺麗にしてくれます。
また病気にも強く、飼育も難しくありません。
シマドジョウの飼育に必要なもの
シマドジョウの飼育に必要なものは、水槽です。
30センチ幅以上の大きさがおすすめです。
水槽に蓋をしないと、シマドジョウが飛び出してしまうことがあるので、水槽には蓋があったほうが良いです。
他には、砂、水草、ろ過装置、シマドジョウが隠れることができる植木鉢や石などが必要です。
砂は細かくて尖っていないものが良いです。
シマドジョウの飼育方法
シマドジョウを飼育するときの適温は、20~30度です。
シマドジョウは温度変化に強いので、水温はあまり気にしなくても良いです。
シマドジョウは水温はあまり気にしませんが、水質をとても気にします。
カルキ抜きをした水には、シマドジョウに有益なバクテリアがいないので、NGです。
ベランダなどに川魚を入れたバケツを放置しておくと、シマドジョウにピッタリの水ができます。
その水を使って、シマドジョウに有益なバクテリアを確保しましょう。
水換えは週に1回、水槽の3分の1ぐらいの水を入れ替えましょう。
水槽の水が汚くても全ての水を入れ替えてはいけません。
シマドジョウに有益なバクテリアがいなくなってしまうので、病気の原因になります。
こまめに水換えをするほうが、シマドジョウも長生きします。
シマドジョウの餌
シマドジョウの餌は、川魚用の人工飼料やイトミミズ、冷凍ミジンコ、赤虫、藻などです。
シマドジョウは普段、底にいることが多いので、沈むタイプの餌にしましょう。
餌は1日に1~2回、餌の量は、2~3分で食べられる量を与えましょう。
食べ残しのないように、シマドジョウの食事の様子を見ながら与えましょう。
シマドジョウの餌と飼育方法についてのまとめ
シマドジョウの餌と飼育方法について詳しく紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
シマドジョウの餌はイトミミズやミジンコなどでも良いですが、川魚用の人工飼料でも良いです。
シマドジョウは性格が優しく、大人しいので、金魚などと混泳することができます。
シマドジョウは水槽の藻を食べて水槽を綺麗にしてくれるので、淡水魚をすでに飼っている方は混泳がおすすめです。
(ライター 雲呑)