「ポリプテルス・アンソルギー」って知っていますか?
ポリプテルス・アンソルギーは古代魚です。
ポリプテルス・アンソルギーは愛好家も多く、人気がありますが、まだ知られていないことがたくさんあります。
ポリプテルス・アンソルギーの生態と飼育方法について、詳しく調べていきたいと思います。
ポリプテルス・アンソルギーとは?
ポリプテルス・アンソルギーとは、ポリプテルス目ポリプテルス科Polypterus属で、古代魚の仲間です。
2006年に日本に初めて輸入されました。
ポリプテルス・アンソルギーが学術的に記載されてから、100年ぐらい経って日本に入荷されています。
独特な顔つきと体の綺麗な模様が特徴で、古代魚愛好家に人気です。
天然のポリプテルス・アンソルギーはナイジェリアやギニアビサウ共和国に生息しています。
ポリプテルス・アンソルギーの生態
ポリプテルス・アンソルギーの大きさは80センチぐらいで大型の古代魚になります。
ポリプテルス・アンソルギーの体の色は黄土色です。
それに茶褐色のバンド模様が途切れ途切れに入っています。
これをブロッチ模様といって、ポリプテルス・アンソルギーの特徴となります。
このブロッチ模様は成長するにつれて消えていきます。
60センチを超えるポリプテルス・アンソルギーには、ブロッチ模様はうっすらとしか残りません。
ブロッチ模様がハッキリ出るのは幼魚の時期だけです。
ポリプテルス・アンソルギーには変異個体も多く、斑点があるものもいます。
ポリプテルス・アンソルギーは他の魚より小離鰭が多く、15あります。
天然のポリプテルス・アンソルギーの背ビレの数は13~15本です。
下顎が上顎よりも突き出しています。
ポリプテルス・アンソルギーの性格は大人しくて丈夫です。
ポリプテルス・アンソルギーの寿命は10年以上となります。
ポリプテルス・アンソルギーの価格
ポリプテルス・アンソルギーはもともと希少で幻の古代魚とされていました。
その為値段も高価でした。
最近ではブリーダーによる繁殖が行われているので、価格も下がり入手しやすくなりました。
ポリプテルス・アンソルギーの稚魚や20センチぐらいの個体、70センチを超える個体など様々なものが輸入されています。
参考価格ですが、1.500~70.000円ぐらいで販売されています。
ポリプテルス・アンソルギーの飼育方法
ポリプテルス・アンソルギーの飼育はあまり難しくありません。
ポリプテルス・アンソルギーを飼育する際に必要なものは、90センチ以上の水槽で、必ず蓋が必要です。
最終的には150センチ以上の水槽が必要になります。
ポリプテルス・アンソルギーは水槽から飛び出そうとするので、注意しましょう。
隙間のない蓋が必要です。
ポリプテルス・アンソルギーの隠れ家になるよう、岩や流木、土管などがあるとなお良いです。
水質は淡水、適温は23~30度、PHは6.5~7.5、硬度は4~15dGHにしましょう。
エサは沈降性の人工飼料がおすすめです。
生餌では、金魚やミルワーム、アカヒレなどです。
ポリプテルス・アンソルギーは他の魚に興味がないので、混泳も可能です。
アロワナやダトニオなどの大型種がおすすめです。
ポリプテルス・アンソルギーの生態と飼育方法についてのまとめ
ポリプテルス・アンソルギーの生態と飼育方法について詳しく紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
ポリプテルス・アンソルギーは丈夫で他の大型の魚と混泳できます。
とても大きく育つので、大きさ水槽が必要となります。
ポリプテルス・アンソルギーは体の模様が独特で、見ごたえがありますよ。
興味のある方は是非、飼育してみてはいかがでしょうか?
(ライター 雲呑)