「ミドリフグ」を知っていますか?
クリクリのお目がとっても可愛くて、見ているだけで癒されます。
そんなミドリフグはどのぐらい生きるのでしょうか?
ミドリフグの生態とミドリフグの寿命について、詳しく調べていきたいと思います。
ミドリフグとは?
「ミドリフグ(緑河豚)」とは、フグ科のフグで熱帯魚です。
インド、インドネシア、タイ、スリランカなどに生息しています。
ミドリフグは汽水性なので、塩分の混じった汽水域に生息しています。
成長するにつれて海水生活を送るようになります。
可愛い容姿が観賞や飼育で人気で、熱帯魚店で手に入ります。
ミドリフグの生態
ミドリフグの大きさは体長15センチぐらいです。
熱帯魚店で売られているミドリフグは2~3センチの赤ちゃんになります。
ミドリフグは最大で17センチぐらいになります。
ミドリフグは背中が黄緑色をしていて、黒い斑紋があります。
英名でも「Green spotted puffer、Spotted green puffer」といわれており、”緑色で水玉模様のあるフグ”という意味です。
お腹は白色です。
大きなパッチリとしたお目目がとても可愛いですよ。
ミドリフグは雑食性なので、小型の無脊椎動物が主な餌です。
その他に藻類や植物質なども食べます。
ミドリフグはオスとメスの違いがわかっていません。
繁殖の仕方など、まだ詳しくわかっていません。
ミドリフグはトラフグのようにフグの毒を持っています。
フグの毒はテトロドトキシンといいます。
肝臓に毒は無く、皮膚に多く含まれています。
ミドリフグの寿命
ミドリフグの寿命は5~10年だといわれています。
上手に飼育できれば長生きするそうですよ。
ミドリフグを飼育するために必要なもの
ミドリフグを飼育するために用意するものは、水槽(45~60センチ)、ろ過装置、サーモスタットヒーター、熱帯魚用のクーラー、プロテインスキマー、カルキ抜き、、比重計、水温計、人工海水の素、流木や石、水草、サンゴ砂です。
エサは冷凍赤虫、乾燥エビ、ミミズなどがおすすめです。
水質は弱アルカリ性にして、水温は25~28度にしましょう。
ミドリフグの飼育方法
ミドリフグは単独飼いをしましょう。
ミドリフグは気性が荒く、攻撃性が強い性格なので、他の魚のヒレをかじったりします。
ミドリフグ同士でも喧嘩することがあり、怒ると体を膨らませます。
その為、弱い魚はストレスや傷の悪化で死んでしまうことがあります。
ミドリフグは繁殖することができるようですが、とても難しいようです。
5匹ぐらい飼育をして繁殖させましょう。
繁殖に成功した場合、赤ちゃんのミドリフグは親とは別の水槽で育ててあげましょうね。
ミドリフグがかかりやすい病気
ミドリフグがかかりやすい病気は、白点病や拒食症、尾ぐされ病、エロモナス病などです。
ミドリフグは特に白点病にかかった場合、重篤になりやすいです。
水質や水温の変化などで病気が発生するので、注意しなければいけません。
ミドリフグは餌を残したりするので、餌を残した場合は除去してあげましょう。
ミドリフグが病気にかからないようにするには、水換えや温度管理、水質保持が重要になります。
ミドリフグの飼育は少し手がかかります。
ミドリフグの寿命についてのまとめ
ミドリフグの生態や寿命について詳しく調べてきましたが、いかがでしたでしょうか。
ミドリフグの寿命は5~10年です。
上手に育てると長生きしてくれるようですね。
ミドリフグはとっても可愛いくって愛嬌があります。
ミドリフグを飼育して、愛情をいっぱい注いで、ミドリフグの可愛らしさに毎日癒されるのもいいですね。
(ライター 雲呑)