皆さんが大嫌いなゴキブリの種類はどのぐらいあると思いますか?
実は、日本にはゴキブリが約50種類生息しているそうです。
更に世界中で生息しているゴキブリは、約4000種類になるそうです。
では、今回は、日本に生息しているゴキブリの種類について紹介していきたいと思います。
チャバネゴキブリ
チャバネゴキブリは、日本の家に住んでいる一番ポピュラーなゴキブリです。
暖かい場所が大好きなので、家庭や飲食店のキッチンなどに生息しています。
チャバネゴキブリの体長は1~1.5センチぐらいで、黄褐色の体の色をしています。
チャバネゴキブリは他のゴキブリよりも成長が早くて、かなりすごい繁殖力を持っています。
ちなみに1つの卵に30~40匹の赤ちゃんが入っています。
チャバネゴキブリの弱点は「寒さ」です。
日本の寒い冬にはとても弱いので、冬に屋外に出るてしまうと生きていけないのです。
チャバネゴキブリは-5℃の所に24時間いると死んでしまいます。
チャバネゴキブリは数も多い為、退治するのが大変であるといわれています。
なかには、殺虫剤の効かないチャバネゴキブリもいるそうです。
ですが、チャバネゴキブリの弱点を使った退治方もあります。
チャバネゴキブリの生息している場所を、1ヶ月間冬のとても寒い状態にしておけば、卵も一緒に全滅することができます。
クロゴキブリ
クロゴキブリはチャバネゴキブリと同様、日本の家に住んでいるゴキブリです。
民家や飲食店、ゴミ置き場や公園などさまざまところに生息しています。
チャバネゴキブリとは違い、寒い冬でも野外で生活することができます。
毎年9月頃になると、路上でよく見かけるようになります。
クロゴキブリの体長は3~4センチぐらいで、光沢のある黒色の体の色をしています。
赤ちゃんのときは赤茶色です。
ちなみに1つの卵に20~30匹の赤ちゃんが入っています。
クロゴキブリは、動きがとても素早いことで有名です。
部屋の明かりに飛来したり、小さな隙間から部屋の中に侵入します。
ヤマトゴキブリ
ヤマトゴキブリは北海道や東北など、日本でも寒い地域に生息しています。
ヤマトゴキブリは古くから日本に生息していたゴキブリです。
ヤマトゴキブリの体長は2~3センチぐらいの大きさです。
体の色は、光沢のない黒色で、ごつごつとしています。
ヤマトゴキブリのメスは翅がとっても短くて、飛ぶことができません。
ワモンゴキブリ
日本の家に住むゴキブリのなかで、一番の大型になります。
ワモンゴキブリの体長は4センチを超えます。
体の色は光沢のある褐色で、とっても明るいです。
胸のところに、黄色の輪の模様があります。
実はワモンゴキブリはアフリカ原産なのですが、日本だけではなく世界中に進出しています。
日本では民家や地下のマンホール、ゴミ置き場など、温度と湿度が高い場所が好きです。
ワモンゴキブリは活発で、よく動き、よく飛びます。
しかも攻撃的な性格です。
コワモンゴキブリ
コワモンゴキブリの体長は3~3.5センチぐらいで、ワモンゴキブリを一回り小さくした感じです。
体の色は赤褐色の色をしていて、胸には黄色の紋があり、前翅にも黄色いラインが入っています。
寒い地域より暖かい地域を好むので、日本では南西諸島や小笠原諸島、伊豆諸島で多く見られます。
温度と湿度の高い場所が好きなので、野外にはあまりいません。
地下のマンホールなどに生息しています。
日本のゴキブリの種類について まとめ
日本に生息しているゴキブリの種類について紹介してきましたが、いかがでしたか?
日本でよく見かけるゴキブリを5種類紹介しました。
実は、日本に生息しているゴキブリの数は230億匹を超えるそうです。
ゴキブリ、ほんっとに恐ろしい・・・
(ライター 雲呑)