ハイビスカスというのは、色鮮やかなとっても美しい花です。
実際にハイビスカスがどんな花かは知らなくても、名前くらいならほとんどの人が知っているでしょう。
そこでここでは、ハイビスカスについて、飼育時の土や肥料などもふまえて紹介してみます。
見た目がすごい鮮やかなんですねえ
ハイビスカスというのは、アオイ目アオイ科の分類であるフヨウ属、そこに属する植物のことを指します。
つまり、特定の花ではないワケですね。
ただ、日本においては熱帯や亜熱帯の種のいくつかがハイビスカスと言われ、
ハワイでフラダンスの踊り子がしているような真っ赤で大きな花のような
南国の植物として知られているということもあります。
ハイビスカスは初心者でも育てやすい!
このハイビスカス、と〜っても鮮やか・キレイで南国風で爽快〜!
って感じなので、育ててみたい!と思う人もいるでしょう。
実際に、園芸に興味が無い人でもハイビスカスを育てている人は多いとか。
ハイビスカスは5月ごろから花屋さんの店頭に置かれていて、夏から秋の間にその色鮮やかな花が咲き誇ります。
ハイビスカスというと夏の花というイメージがあるかもしれませんが、実は最盛期は秋の9月〜10月なんです。
ハワイを連想するような南国風で元気な花であり、園芸初心者にも育てることができるでしょう。
適切な肥料と日光、水やりをしてやれば、初心者でもあの大きく美しい花を見せてくれるのです。
あまりに元気なビジュアルなので、花に興味がなかった男性も、ハマってしまうかもしれません!?
ハイビスカスは冬になると枯れてしまいますが、その間もしっかり世話をしていれば次の年の夏も咲いてくれます。
ただしそれは面倒なため。普通は一年草となっています。
ハイビスカスの育て方のポイント
さて、ハイビスカスの育て方では、水やりと肥料、日光の当て方がポイントです。
花屋さんで売られているハイビスカスというのは鉢の土の保水力が落ちているので、夏場は水をあげてもすぐに切れてしまいます。
これを避けるには、大き目の鉢に替えることで、根詰まりを解消することができるでしょう。
夏場は朝と夕方、毎日水をあげましょう。
ハイビスカスは面白い花で、「一日花」とされて、咲いた次の日にしぼみます。
ということで、肥料をあげていないと上手に育てられません。
肥料は液肥で、開花する時期では週に一度液肥をあげましょう。
液肥というのは、メーカーにより薄める倍率が違ってきます。
濃度は基準値より薄め、そのかわり回数を多くするのがおすすめです。
その液体肥料が200倍の希釈で10日に一度〜月に3回くらいという説明なら、500倍ぐらいの希釈で、月に5回〜6回という風にするとよいでしょう。
一般に液肥は薄める倍率を多くし、あげる回数を増やしたほうが効果的といわれています。
私もその効果をハイビスカスや他の草花等で確認しています。
ハイビスカスは見た目の通りというか、日光が大好きの花です。
管理方法としては春〜秋まで外の日当たりがよいところに置いてあげましょう。
「とにかく太陽が大好き!」な花なので、なるべく日光にあてましょう。
ハイビスカスの育て方で一番大事なことは、午前中の間にたっぷり日の光を当ててやることです。
午後は暑くなりすぎるので、西日を避けて管理しましょう。
マンションのベランダ・バルコニーの床がコンクリートだと、コンクリートの反射光・輻射熱も当たることになるので、置き場所に注意して下さい。
30度以上のようにあまりに暑いと元気がなくなるときもあるので、そんなときは涼しい場所に移してあげましょう。
アブラムシやカイガラムシなどの虫が出てくることもありますが、病気に強い花なので薬剤を使うこともできます。
ハイビスカスを育てれば南国気分を味わえます
南国風のイメージが強烈なハイビスカスについてでした。
今まで知らなかったというみなさんは一度ハイビスカスを見てください。
とっても爽快な感じの花です。あのハワイのフラダンスの花ですね。
ライター:nabex