花束界のツートップと言えば、「バラ」と「かすみ草」ではないでしょうか。

バラはメインの花として豪華で美しいですし、かすみ草はメインにこそなれませんが、まるでレースやベールのように花束を美しくまとめる名脇役。

 

この二つの組み合わせは、昔から定番中の定番としてブーケや花束によく用いられていますよね。

しかし、なぜこの組み合わせが多いのでしょうか?

今回はその理由について、迫っていきたいと思います。

バラとかすみ草は相性が良い?

定番の組み合わせであるバラとかすみ草。

その相性の良さは、様々な面で発揮されています。

まずは言わずもがな、見た目の相性。

バラはとても華やかで美しく迫力がありますが、そればかりだと少し派手でけばけばしい印象を与えてしまいます。

そこで登場するのが、名脇役であるかすみ草。

かすみ草と組み合わせることによって、清楚で落ち着いた、可愛らしいイメージも加わり、花束をより美しく見せてくれるのです。

 

特に赤いバラとの組み合わせは、お互いをちょうどよく引き立ててくれるので相性バッチリ。

次に、お値段の面から見てみましょう。

 

同程度のボリュームがある花束を作るとしたら、バラだけをたくさん使うよりも、かすみ草と組み合わせたものの方が安くつきます。

「1本」という単位だけで見るとどちらも大きく値段が変わるわけではないのですが、やはりボリューム感でいうとかすみ草は秀逸。

 

また、アレンジのしやすさという面でも相性が良いのです。

花束にしてもアレンジメントにしても、隙間がスカスカと空いているととても間抜けな見た目になってしまいますよね。

 

かすみ草を使ってすき間を埋めることで、技術をカバーすることができるんです。

私も花束を自作したことがありますが、やはりメインの花のみだと技術の無さが目立ってしまいましたが…かすみ草でうまくごまかすと、素人でもそれなりに見られるものが作れました。

 

そして最後に、花言葉の相性。

バラの花言葉は「愛しています」「愛情」「情熱」、かすみ草の花言葉は「清らかな心」「幸福」「永遠の愛」…。

 

これらの花言葉を組み合わせることで、とっても素敵な意味合いを持った花束やアレンジメントになると思いませんか?

特に異性へのプレゼントには、鉄板の組み合わせといっても過言ではありません。

こんな素敵な意味を込めた花をプレゼントされてみたい…。

バラやかすみ草に関する豆知識

ここからは、ちょっと意外な豆知識をご紹介していきたいと思います。

そうだったんだ!とちょっと驚いていただけたら幸いです。

かすみ草はくさい

可愛らしい見た目から、何となくほのかにいい香りがしそうですが、じつはくさいんです!

どんなにおいなのかというと、「トイレのにおい」「汗のにおい」「加齢臭」と例えられるほど…。

 

英名ではかすみ草は「ベビーズブレス(恋人の吐息)」と呼ばれているのに、くさいなんて詐欺じゃないですか?

これはちょっとショックな事実です。

ただし、最近ではにおいの少ない品種や、においを抑えるトリートメントなどが開発されており、そんなにくさいにおいをプンプンさせるようなものは少ないそうですが…。

バラは色によって花言葉が全く違う

「愛」を中心に、素晴らしい意味合いの花言葉という印象が強いバラ。

しかし、色によって花言葉が変わるので、中にはかなりマイナスイメージの花言葉もあるのです。

 

例えば、黄色は「愛情の薄らぎ」「嫉妬」「不貞」、黒赤色は「死ぬまで憎みます」「憎悪」「恨み」、黒色は「憎しみ」「恨み」などなど…。

単にバラを貰って「やったー!」と思っていたのに、その裏にこんなメッセージが込められていたとしたら恐ろしいですね。

バラは本数や部位によっても花言葉が違う

色のみならず、本数や部位によっても花言葉が変わるというややこしさも。

例えば、トゲには「不幸中の幸い」という花言葉があるらしく…他にもつぼみやまだ成長途中のものにまで花言葉があるそうです。

(もはや”花”言葉なのかすらよくわからない…。)

そして本数が変わると花言葉も変わるので、もしバラを貰った時にあまり込められたメッセージを深読みしすぎると、こんがらがってしまいそうですね。

バラとかすみ草についてのまとめ

なんとなく当たり前の組み合わせとしてしか見ていませんでしたが、様々な面での相性の良さに裏打ちされた組み合わせなんだということがわかりました。

しかし最近では、この組み合わせは「古い」と言われ人気も下火になってきているようで…。

私は大好きな組み合わせだったので、ちょっと残念。

(ライター もんぷち)