カランコエは小さな花を元気いっぱいに咲かせてくれるカラフルなお花です。
これからカランコエを育てようと思っている方、現在育てている方は、カランコエの冬越しについて気になる点や解らないことはないですか?
ここではカランコエの冬越しについて詳しくお伝えしていきたいと思います。
カランコエについて
「カランコエ(Kalanchoe)」とは、ベンケイソウ科に属する多肉植物です。
カランコエの原産は主にマダガスカルで、東・南アフリカやインド、マレー半島などに自生しています。
昭和の初め頃に日本に渡来し、日本では、カランコエの花や葉を鉢植えで育てたり、鑑賞したりして楽しみます。
カランコエは品種によって変わりますが、高さが15~80センチになります。
花びらは星の形のように開くので、少し反り返ています。
葉っぱは多肉質です。
カランコエは初心者でも育てやすく人気があります。
カランコエは光が当たる時間を調節すれば、一年中花を咲かすことができるんですよ。
カランコエの種類
カランコエは種類がとても多く、野生で自生しているものでも100種ぐらいあります。
それを元にして、現在では数え切れないほどの品種があります。
花の色は赤、ピンク、白、黄色、オレンジなどカラフルなカラーがあります。
花の大きさも、花の咲き方も八重咲きやベル咲きなど色々あります。
葉っぱもプニプニしているものやフワフワしているもの、ギザギザの形をしているのもなどあります。
葉っぱが紅葉するものもあるんですよ。
カランコエの冬越し
ここではカランコエの冬越しの方法について紹介していきます。
カランコエの季節といったら皆が「冬」と答えるぐらい、冬を代表する花なのですが、実はカランコエは寒さに弱いのです・・・(汗)
暑さや乾燥には強いんですけどね。
ですので、冬はカランコエを室内に置いてあげる方が良いのです。
①10度が目安
カランコエを室内に入れる目安は10度です。
外の最低気温が10度を切ったら室内に入れてあげましょう。
外の気温が10度を切るまでは、カランコエが寒い冬を乗り越えることができるように、たくさん日光を浴びさせて体力をつけてあげた方が良いです。
②カランコエを置く場所
窓から離れていて、日の当たるところがカランコエを置く場所として一番適しています。
どうしても窓辺しか場所が無い場合は、カランコエに外の冷たい風が当たらないようにしてあげなければいけません。
カーテンで塞いだりしてあげましょう。
冬場の窓際はとても冷え込みます。
特に夜は、戸外と変わらないほどに冷えます。
窓に結露ができたり、凍ったりするほどです。
カランコエは霜や雪に特に弱く、枯れてしまいます。
できるだけカランコエを窓から離してあげましょう。
だからといって、エアコンの温かい風が直接当たるのもよくありません。
日中の気温よりも、夜中の気温に注意しながら気をつけてあげましょう。
③水やりの仕方
カランコエに水やりをするときのポイントは土の乾きです!
鉢土が完全に乾ききってから水をあげましょう。
だいたい1週間~10日に1度でOKです。
鉢受けに水がじわりと流れてくるぐらいたっぷりあげましょう。
水をあげる日は、お天気の良い暖かい日がいいですよ。
カランコエの葉っぱに水をかけると腐って枯れてしまうので、必ず土に水をかけましょう。
カランコエの冬越しについてのまとめ
- 外の気温が10度以下になったらカランコエをお部屋に移動させること。
- カランコエは寒さや霜に弱いので、日の当たる暖かいところに置いてあげること。
- 完全に土が乾いてから水やりをすること。
その際1週間~10日に一度の水やりで良いが、お天気がいい日がおすすめ。
(ライター 雲呑)