縁日を盛り上げる屋台の一つにゼニガメ売り場があります。
あの大きなカメが実はこんなに小さかったのか‥‥という驚きと、存在の可愛らしさに思わず買って飼育したことのある人は多いはず。

 

ゼニガメは本来クサガメやイシガメの子供のことを指します。
イシガメの数が少なくなってきた現在では、縁日でみかけるゼニガメはほぼクサガメの子供と考えてよいでしょう。
そんなクサガメたち、亀は万年のという言葉どおり、本当に長生きなのでしょうか?

クサガメの生態

クサガメは爬虫類鋼カメ目イシガメ科イシガメ属に分類されるカメです。
大韓民国や中国にもともと分布していて、日本や台湾などに移入してきました。

スポンサーリンク

体長が30㎝、オスよりもメスの方が大型になる傾向があります。
クサガメは泳ぎが得意で、水の中を上手に泳いで移動します。

 

水底を這ってあるくニホンイシガメとは大きな違いです。
食性は肉食系寄りの雑食で、昆虫や甲殻類、貝や魚、水苔などを食します。

 

貝を好んで食べるメスは頭部分が大きくなるという報告もありますが、概ねメスの方がオスよりも大きくなるようです。
平野の流れの緩やかな河川や池にいることが多く、天気の良い日には外部の寄生虫を回避するために日の当たる場所で甲羅干しをします。

 

カメは変温動物なので、寒くなる冬には冬眠をします。クサガメは水中に潜ったまま、まるで死んでいるかのように春まで姿を現しません。
食事は完全にストップし、じっとして消火器などの粘膜から酸素を取り込み、半分仮死状態のまま冬眠します。

 

近年、ミシシッピアカミミガメの輸入によって野生化したミシシッピアカミミガメに生息場所を奪われつつあるクサガメは、ニホンイシガメと同じくその生息数が減っているのだそうです。

スポンサーリンク

クサガメの飼育

ゼニガメはどんどんと大きくなっていくので、育てる楽しみがあります。
また、おとなしく、人に懐きやすいのでペットとしては飼育しやすいというのが最大のポイントです。

 

まず飼育するために必要なのは、はカメを入れる水槽の準備です。

 

小さなカメはどんどん成長しますから、大きくなるにつれ、そのケースを大型にする必要がありますが、小さいサイズのうちはプラスチックの虫かごのようなもので大丈夫です。
大きくなったら衣装ケースなどを使って飼育するのが良いでしょう。

 

寒さに弱いので、25℃を下回らないようにした方が、常に活動的で元気な状態でいられます。
先にも書きましたが、甲羅干しをする習性があるので、陸地はしっかりと確保しなければなりません。

 

ケース内の空間を陸地と水辺にしっかりとわけ、亀たちが自由に行き来できるようにします。
室内で飼っていて、直接日光に当てることができない場合はバスキングライトなどを準備しましょう。
スポットライトのように一部分当たる場所があれば、それが甲羅干しの変わりになります。

 

餌は小さい頃は煮干などを与えても良いですし、市販に亀の餌が売っていますので、そちらを利用すると良いでしょう。
カルシウムや、その他の栄養バランスに優れているので、亀たちを上手に成長させることができます。
水は頻繁にかえて、ケース内を清潔に保って上げることも必要です。
えさやりと水換えは忘れずに毎日しましょう。

クサガメの寿命

適切な環境で飼育することが出来たら、クサガメたちは20年は生きることができるようです。
長寿クサガメにする為の第一の難関は生後1年。
1年目で死んでしまうゼニガメがほとんどです。

 

上手に飼育できると40年、いや60年という記録さえも残されています。
万年とは言わないまでも、かなりの長寿ということは確かなようです。

クサガメの生態と寿命に関するまとめ

クサガメはもとは大韓民国や中国に分布。日本には移入してきたカメ。
寿命は20~40年と言われ、長寿記録は60歳と言われている。

(ライター ナオ)

スポンサーリンク