海には驚くような姿をした生き物がたくさんいます。

その中から今回紹介するのは、「オオカミウオ」。

 

名前からして何だか怖そうな見た目をしていそうですよね。

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水族館で飼育されていることも多いので、見たことがある人もいるでしょうか?

それでは早速、オオカミウオの生態や特徴、食べられるのか?という疑問などについて、まとめていきたいと思います。

オオカミウオってどんな魚?

オオカミウオは東北地方北部からオホーツク海、ベーリング海などの寒冷な海に生息する魚です。

主に水深50~100mの岩礁域に生息しているとされていますが、ごく稀に浅瀬でダイバーが遭遇することも。

 

全長は約1mで、ギンポの仲間なだけあってギンポ類のように長い体をしています。

大きいものでは2mを超えることもあるんだとか。

 

オオカミウオの特徴は何と言ってもその恐ろしい「顔」。

大きな口に鋭い歯、シワシワの皮膚も相まって、形容しがたい恐ろしさです。

 

オオカミウオの写真を見た海外メディアが、「突然変異したゴジラフィッシュ」と報道してしまうほど。

「オオカミウオ」という名前も、鋭い歯と恐ろしい顔が由来だと言われています。

餌は甲殻類や貝類など。

 

その鋭い歯で貝殻や甲殻類などを簡単にかみ砕いて食べるのです。

基本的にはとても臆病で大人しい魚ですが、不用意につついたりすると噛みつかれる恐れがあります。

 

もしもオオカミウオに噛まれれば大けがをしてしまう可能性もあるので、注意しなければなりません。

しかしあんな怖い顔をしているのに臆病って…。

 

その独特な見た目から、水族館で展示されることも多く、水族館での定番の魚となりつつあります。

見た目のインパクト大なので、一度見たら忘れられないですね。

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産卵時期は10月~11月、卵はイクラくらいの大きさで、粘着質の膜につつまれた卵塊を体に巻いて保護する習性があります。

グロテスクで恐ろしい顔の成魚とは違い、稚魚はクリクリおめめのとても可愛らしい姿。

しかし、成魚に比べて稚魚の育成は難しく、現在でも試行錯誤がなされているそうです。

食べられる?オオカミウオ料理

あんなにグロテスクな見た目の魚が食べられるんでしょうか?

しかし、アンコウなども見た目はグロイが味はいい。

 

ひょっとするとオオカミウオも結構美味しいのかもしれない…。

日本国内では食用として流通することはほぼありませんが、海外では割とポピュラーな食用魚として扱われているそうです。

 

代表的な調理法としては、刺身、フライ、天ぷらなど。

オオカミウオの身は淡白で上品な味ですが、水分が多いので刺身にする場合は鮮度の良いものをすぐに食べるか、昆布締めなどにするのが良いでしょう。

 

イギリスの名物料理「フィッシュアンドチップス」に使われることも多く、フライや唐揚げなどの揚物とは相性抜群。

ギンポの仲間なので天ぷらも美味しくないわけがないです。

 

ただ、皮にはぬめりがありそれが独特な臭みの原因になることも。

捌くときにはしっかりとぬめりを取らないと、上品な味が台無しになってしまうので気を付けてくださいね。

 

普通に購入するのは難しいと思うので、自分で釣り上げた際にはぜひ調理してみてください。

なんだかものすごく珍しそうな魚というイメージがありますが、釣れるポイントと餌を食べ始めるタイミングが合えば、驚くほど釣れることもあるそうですよ。

オオカミウオについてのまとめ

オオカミウオはかつてアイヌ民族の間で「チップカムイ=神の魚」と呼ばれていたそうです。

オオカミウオが釣れると、敬意をこめて口にお酒を含ませて海へ還していたんだとか…。

そういった風習が、日本では食用として根付かない理由の一つなのかもしれませんね。

確かに、あの恐ろしさはむしろ神々しいレベルです。

(ライター もんぷち)

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