セイタカイソギンチャクの特徴

セイタカイソギンチャクはセイタカイソギンチャク科に分類される長い胴体が特徴のイソギンチャクです。

熱帯地域に生息していますが、西日本の温暖な海域でもその姿を見ることが出来ます。

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体色は茶色で高さ4㎝程。触手を広げると直径3~4㎝が平均的な大きさデス。

触手がちぎれてもちぎれた部分が光合成をして増えるので、驚異的に繁殖します。

 

触手にはとても強い細胞毒があります。

セイタカイソギンチャクは体内に褐虫藻と言われる藻を取り込み、藻の光合成によるエネルギーと触手で捕食したエネルギーで生きています。

厄介者のセイタカイソギンチャク

アクアリウムを楽しんでいる人たちの間では厄介者として有名なセイタカイソギンチャク。

繁殖力が凄いので、あっという間に水槽の中で増えていくのだそう。

 

侵入経路も多種多様で防ぎようがなく、ライフブロックについていたり、生物や珊瑚に付着してきたり、天然海水に含まれていることもあるようです。

水槽内への侵入を100%防ぐのは難しいイソギンチャク。

 

魚をメインに飼育している水槽の中に入れておく分には問題ないのですが、触手の強い毒で珊瑚などに悪影響を与えてしまうので、珊瑚水槽を楽しんでいる人たちからはかなり嫌われています。

ちぎったり、引きはがしたりといった原始的な駆除をしても、すぐに破片が散らばって再生、分裂してしまうことが厄介がられている理由です。

セイタカイソギンチャクの駆除

セイタカイソギンチャクの駆除方法のひとつは薬剤を使用することです。

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現在よく使われているのはアイプタシアXという薬剤で、セイタカイソギンチャクに直接薬剤を注射するという薬剤。

 

水槽内の珊瑚や魚への影響もなく、セイタカイソギンチャクをピンポンとで駆除することが出来ます。

駆除剤は天然由来成分で出来ているらしく、副作用もなく、効果も高いので人気です。

方法としてはいったん付着しているブロックごと外に取り出して作業するのが無難。

 

何故なら、セイタカイソギンチャクは危険を察知すると幼生を飛ばすことがあるそうだから。せっかく駆除剤を使って駆除したと思っても、いつの間にか他に幼生が発生していたという可能性をなくすためには取り出すのがおすすめ。

 

触手が開いた時に中心部に注入するか、全体にふりかけるのがおすすめ。

大きさにもよりますが15分くらいで跡形もなく消滅してしまいます。

 

万が一水槽内に残った薬剤を他の魚が食べたとしても、害はないのでとっても安心です。

大きな個体では一度の薬剤散布だけでは駆除しきれないこともあるようなので、2~3回繰り返す必要があります。

 

確実に駆除出来て、他の悪影響が何もない、とってもおすすめの駆除方法です。

もう一つは生物兵器をまた、使って駆除する方法です。

 

ペパーミントシュリンプやキャメルシュリンプなどのエビはセイタカイソギンチャクを捕食しますが、個体差があるようで、しかもこれらの生物はサンゴなどを捕食する習性もある為、一種の賭けのようなもの。

薬剤を使わない代わりにリスクはあります。

 

そして、最後はセイタカイソギンチャクが付着したものごと廃棄してしまうというもの。

セイタカイソギンチャクはライフブロックなどに付着することが多く、思い切って、ライフブロックごと駆除してしまえば安心です。

 

ライフブロックは煮沸した後に乾燥させ、元に戻してもOK。

半田ごてなどを使って焼き殺して駆除するという方法もあるようです。

ライフブロックごと取り出して、熱によって殺してしまうというやり方なのですが、これは半田ごてがないと難しい!?ライターなどの火では完全に駆除するには時間がかかりそう。

(ライター ナオ)

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