ペットとして根強い人気を誇るハムスター。

可愛らしい表情と激しい動きは見ていて飽きません。

 

そんな中、今回ご紹介するのは人気のゴールデンハムスター。

彼らの生態と寿命に迫ります!

ゴールデンハムスターの特徴と生態

ゴールデンハムスターはハムスターの中でも1番体の大きな個体です。

性格は温和で人懐っこい為、初心者には飼いやすいと言われています。

体長はオスが85~130g、メスが95~150gで、メスの方がやや大きめです。

ゴールデンハムスターの飼育

ゴールデンハムスターは1,000~3,000円程度でペットショップやインターネットで購入することが出来ます。

オスの方がメスよりも若干穏やかな場合が多い様です。

用意するのはゲージと巣箱、回し車、トイレ、給水ボトル、床材など。

ゲージは金網状のものは避けましょう。ハムスターの足が挟まったり、転落すると言った事故が起こる可能性が高くなります。

 

ゴールデンハムスターは穏やかな性格で人にも懐きやすいのですが、縄張り意識も強く、多頭飼いには不向きです。

繁殖させたい時は、その時だけ雌雄を一緒にして、その後はすぐに別のゲージで飼うのが良いようです。

 

エサはハムスター専用に市販されているものを与えます。

ハムスターが食べているイメージの強いひまわりの種などは、脂質が多いので、主食には不向きです。

 

おやつ程度に与えるのが無難です。

メスの出産時は動物性のたんぱく質を与えるなどの配慮も必要です。

 

温度管理は20~25℃を保つようにしましょう。5℃以下になると冬眠して、そのまま眠ってしまい弱ってしまうこともあります。

最近では暑すぎる夏に冬眠のような状態になる個体もいることが報告されています。

ハムスターの共食い

ハムスターは飼い方を間違うと、共食いをしてしまうこともあります。

野生下でも時折、なわばりを巡って殺し合いの喧嘩が行われることもあるようですが、飼育下においての共食いは完全に人為的なものと言えるでしょう。

 

共食いのパターンとして、2匹以上のハムスターを同じゲージの中で飼育している場合と、子供が生まれた場合が考えられます。

2匹以上のハムスターを同じゲージの中で飼育するのは、完全に野生下での生態に反しています。

 

もともとハムスターは単独で行動する動物です。

狭い空間の中に2匹を入れておけば、自然となわばり意識が強まり、相手を攻撃することに繋がります。

 

特にメスは攻撃的でなわばり意識も強く、人間に対して噛みついてくることもあります。

出産時に子供を共食いしてしまう場合は、メスの親が、子供たちが生きていくことが困難と判断した場合と言われています。

 

エサが少なかったり、人間が必要以上に関与したりすると、メスは子供たちが生きていけないと判断して、自ら子供たちを食べて殺すという判断をするというわけ。

どちらも人間の間違った飼育方法が原因と考えられるのです。

キンクマハムスターの寿命

ゴールデンハムスターの寿命は2~3年といわれています。

他のハムスターも同様の寿命で、2年生きれば長生きの方。

飼育下で長生きさせるためには、メスの出産は1年目以降は控えた方が良いようです。

ゴールデンハムスターの生態と寿命に関するまとめ

ゴールデンハムスターはハムスターの中でも1番体の大きな個体です。

体長はオスが85~130g、メスが95~150gで、メスの方がやや大きめ。

 

温度管理は20~25℃適温。5℃以下になると冬眠して、そのまま眠ってしまい弱ってしまうこともある。

ゴールデンハムスターは穏やかな性格で人にも懐きやすい。

 

縄張り意識が強いので、多頭買いには向いていない。

ゴールデンハムスターの寿命は2~3年ほど。

(ライター ナオ)