現在再びブームの起きているネコ。

ネコグッズ、ネコ動画、ネコ喫茶など、巷で広がるネコブームは衰えを知りません。

「可愛い」の代名詞のように扱われているネコですが、その正体は・・・!?

イエネコの起源

現在、私たちがペットとして飼っているネコの起源はヨーロッパヤマネコだと言われています。

ヨーロッパヤマネコはアフリカや中東、ヨーロッパを中心に生息している野生のネコで、黒い縞の入った中間調の褐色。

体長は45~80㎝、体重は3~8kgほど。

単独生活を行い、疎林やステップ、サバンナなど幅広い地域に適応することができます。なわばりの範囲は3㎞にも及ぶとか。

臆病な一面も持っているヨーロッパヤマネコが家畜化されたのが現在私たちの飼っているネコの起源。

イエネコとヤマネコの生態

イエネコとは現在ペットとして飼うことができるネコ全般を指しています。

一方、ヤマネコは野生のネコのことで、日本ではイリオモテヤマネコやツシマヤマネコのことを言います。

イリオモテヤマネコは夜行性で普段は樹穴や洞穴などにいることが多く、めったに人前に姿を現すことはありません。

1~7㎢の範囲内で行動し、切り株などに糞尿をすることでなわばりを主張します。

木に登ったり、水に入ったり、時には潜水もするなどその行動範囲は多岐にわたります。

エサは鳥類が最も多いのですが、競合する相手がいないため、様々な小動物を捕食しているようです。

イエネコは哺乳類の中では顔の大きさのわりに大きな目をしています。

そのことが可愛らしさにつながっていると言われていて、人懐っこく、慣れた人には喉ならしという「ゴロゴロゴロゴロ」という音を出して甘えます。

これは親子間でも出す音で、実際は喉ではなく胸腔のあたりから出している音と言われています。

運動能力に優れ、平衡感覚や柔軟性、瞬発力など家畜化されてもなお、衰えない能力が私たちを楽しませてくれることも。

体臭は少なく、ネコ科の哺乳類に共通した鋭い爪の出し入れはイエネコになっても健在です。

 

そんな愛らしいイエネコですが、時折野生時代の血が騒ぐと、俊敏で気が強い、驚くような一面を見せたりするんです!

ネコと野生動物の戦い

ネコvs鷲

鳥を捕獲したりする光景は日常の風景の中でも時折見ることもありますが、その捕獲した小さな鳥を目当てに大型の猛禽類に襲われることも!!

 

さすがに鷲相手ではネコと言えども連れ去られるかもしれません。これは逃げるしかない!

得意の瞬発力を最大限に使ってとにかく逃げます!

危ういところで茂みに隠れてセーフ。

現在再びブームの起きているネコ。

ネコグッズ、ネコ動画、ネコ喫茶など、巷で広がるネコブームは衰えを知りません。

「可愛い」の代名詞のように扱われているネコですが、その正体は・・・!?

ネコvsヘビ

イエネコに毒がある蛇かどうかの判断はついているのでしょうか?

 

いやきっとついていませんね。動くものに対して本能的にちょっかいを出しているのでしょうけど、結局最後は鼻先に噛みつかれてしまいました。

これ、毒蛇だったら大変なことに!?

 

鳥の捕獲映像もそうですが、これ決して腹ペコでやっているわけではないんです。

ただ目の前に動くものがいるから、ちょっかいを出してるってだけ。

実際ネズミを捕ってくるイエネコだって、ネズミを全部食べたりしない。

遊ぶだけ遊んで動かなくなったらそのまま放置しているなんてことはザラなんです。

ん~厄介な本能が残ってるもんだ。

ネコvsキツネ

イヌ科のキツネとのバトル!?

家の中では仲良く暮らすことのある犬とネコですが、出くわしたキツネとはそうはいかないようです。

 

じゃれているわけでもないことはキツネの尻尾のふくらみとネコの背中の毛の逆立ちでよくわかります。

獲物を巡っての戦いではなく、何となく喧嘩しているんでしょうね。

ネコvs犬

住宅街や散歩の途中でよくみられる光景!?

 

ネコは自分より大きな相手に向かっても平気でかかっていきます。

相手がちょろちょろと動くときは姿勢を低くしてお尻を振ってタイミングを計り、一気に飛びつきますが、そういうハンティングの姿勢とはまた違った警戒の体勢でしょうか。

相手の出方をよく見てよく見て・・・。

ネコの勢いに犬が逃げて行ってしまいました。なんとも気が強い。瞬間的に出るエネルギーの量が猫の方が勝っていたのでしょうかね。

ネコvs猿

犬猿の仲という言葉はありますが、猫猿は一体どうなんでしょう?

 

一方的に猿の方がちょっかいを出しているように見えます。

猿は遊びたいだけなのかもしれませんが、猿のように群れる習性がもともとないネコ科にとっては猿のようなじゃれ方は好きじゃない!?怒りがマックスになったところで反撃~~!!!

ネコvsクマ

とにかく怖いもの知らずのイエネコちゃん。

 

クマのことを何だと思ってる?

可愛がられた経験しかないイエネコはとにかく自分を脅かす者にはかかっていくという遺伝子がインプットされているかのよう。

相手が大きくたって小さくたって、毒を持っていたって関係ない。

とりあえずかかっていくんです!

勝たないけど、負けない!これがイエネコのプライド!?

ネコvsアライグマ

お品のいいネコちゃんたちのエサをまるでコソ泥のように奪いにきたアライグマ。

 

器用に水で濡らしたエサをせっせと食べるその様子を冷ややかに見守る猫たち。

育ちの良い猫たちはご飯をとられたって対して気にならない様子。

一匹のネコがシャー!

目障りなアライグマはすごすご退散です。

ネコvsワニ

これほど無謀な戦いがある?

 

口を開けられてがぶっとやられちゃったら終わりだよ?

飼い主を守ろうとしたのか、それともこれまたただの好奇心なのか。

一撃でワニを追い払っちゃうネコのすごさ。一体この強気は本当にどこから来るのでしょう?

ネコvsピューマ

同じネコ科の大型のピューマ。

 

ガラス越しだから平気なのか、それとも同じネコ科だから、お兄さんやお姉さんぐらいの感覚しか持っていないのか・・・・とにかくへっちゃらな様子。

逆にピューマの方がちょろちょろと目の前で動く相手が気になる様子。

触れないことがわかると結局ピューマは退散。

ネコvsボブキャット

こちらも同じくネコ科どうし。

 

ガラス越しだから穏やかなんでしょうかね?

でも・・・うちの息子、小さいときにマンドリルにガラス越しに蹴飛ばされて威嚇されたことがあったっけ。同じ猿科!?なのに・・・。

やっぱりガラス越しでも相性の悪い者同士は喧嘩になるもの。

ネコ科どうしは相性いいのかも!?

アクロバティックな猫たち

イエネコの中にはとても器用で賢い猫たちが沢山!

次々にアップされる動画の中には驚くような芸を持った猫たちが沢山います。

 

これって、教えたわけじゃなくて勝手にみんな覚えるものなんでしょうかね?

スイカの食べ方なんて教えられないし。けんすいや逆立ちだって、教えてできるようになるわけじゃない。人間と一緒に生活している中で自然に身に着けちゃった色々な技は本当に私たちを驚かせたり、楽しませたりしてくれます。

 

ちなみにうちのネコ。

三毛っぽいミックスなんですけど、胸の部分のほとんどが白で、ほんのちょっと茶色が入っています。

その茶色い部分が胸の真ん中でちょうどハートの形になるってところが自慢!?

 

数年前赤ちゃんネコが家からちょっと離れた橋の所に何匹か段ボールに入れられて捨てられてました。

(絵にかいたような捨て猫のパターン・・)

数日後、気づいたら一匹だけがうちの前に瀕死の状態でたどり着いていたってわけ。

無料で診察して薬をくださった獣医さんと注射器で肺炎の薬と栄養剤、ミルクをあげ続けた娘。

我が家のネコは2人との出会いで、今も元気にいるわけです。

胸のハート模様は偶然でなく、守られている証なのかも・・・。

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(ライター ナオ)

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