ハムスターとかは可愛いと思えるのに、ネズミとなると気持ち悪いと思う方は結構多いのではないでしょうか?
ですが、ネズミも良く見ると結構愛らしい顔をしているんですよ。
子供の頃、家のベランダにネズミがいて(ハツカネズミかどうかは不明…。)
人懐っこかったので来るたびにエサやりをしていたのを覚えています。
今回はハツカネズミの生態や飼育方法について紹介していきたいと思います!
野生のハツカネズミは危険?!生態や特長
ハツカネズミは世界中の様々な場所に生息しています。
夜行性で寒いのが苦手なので、地下鉄構内や下水道などの暖かくて湿気があり暗い場所を好む傾向があるみたいです。
体長は10㎝くらいで、見た目はドブネズミなどと見分けがつかないくらいソックリです。
しかしハツカネズミにはある特徴がありまして、体臭が凄く臭い事です!
その匂いと言うのが動物の死臭のような生ゴミのような、とにかく不快になる匂いだそうです。
ハツカネズミは穏やかで好奇心旺盛な性格をしているのですが、危険な病原菌を持っているので危険生物と言われています。
家の屋根裏などに侵入されて、歯を削る為に硬いものを噛む習性があるので柱なんかを噛まれたら大変な事になってしまいます。
野生のハツカネズミが嫌われるのはこういう理由があるからでしょうね…。
ハツカネズミは雑食性なので基本的に何でも食べます。
特に好物としているのは、穀物類・草や花・小さな昆虫などです。
ハツカネズミの繁殖期は一年中いつでも繁殖可能な動物ですが、年に二回最も増える時期が春の3月~5月と秋の9月~11月の間が活発になります。
妊娠期間は20日程で一回の出産につき6~8匹を産みます。
ちなみにハツカネズミという名前の由来は、妊娠期間が20日(ハツカ)である所から来ていると言われています。
ハツカネズミの子供は生まれて二か月目には大人になり、交尾を始めて子供を産むので繁殖スピードがとても速いです!
寿命は2~3年生きるとされています。
ペットとしてハツカネズミを飼育する際にオススメの種類
ハツカネズミを飼育するのが初めての方に良くオススメされているのは『パンダマウス』という種類です!
白黒模様でパンダの様に見える事からパンダマウスと言われているみたいです。
性格は大人しい方で、特訓すれば芸を覚えたりするらしいですよ。
ただ、尿の匂いがキツイのでこまめに掃除する必要があります。
小動物専門店やペットショップで飼う事もできますが里親探しのホームページで募集しているのを度々見かけるので譲ってもらうのも良いですね。
ハツカネズミを迎える為に準備する物と飼育方法
【準備するもの】
- ゲージ
- 給水器
- かじり木
- 巣箱
- 床に敷くもの
- エサ+エサ入れ
大体必要なものはこれくらいですが、敷物に関しては頻繁に排泄をするので防臭効果のあるシートや
掃除がしやすいものを選ぶと良いでしょう。
トイレを置いても恐らくちゃんとトイレでしないと思うので意味無いと思います。
ネズミのストレス発散になるかは分かりませんが、気持ちとして回し車を置いておくのも良いかもしれません!
部屋の温度は18~26℃で湿度は70%くらいがベストだそうです。
エサは、ハムスターフードで良いらしいですが一緒にリンゴや梨などのフルーツ類(ドライフルーツでも良し)やレタスや人参や芋などの野菜類を与えてあげると喜ぶと思いますよ。
室内飼いでも野生のハツカネズミと寿命は変わらず2~3年です。
ハツカネズミについてのまとめ
今回はハツカネズミについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?
ハツカネズミは実験用に使われているので、ペットとして飼うイメージはあまり無いかも知れませんが結構可愛くて癒されますよ!
興味がある方は是非ハツカネズミの飼育にチャレンジしてみて下さいね。
ライター MISAKI