かわいいカエルと言えばどのカエルをイメージするでしょうか?
日本で有名なかわいいカエルと言えばニホンアマガエルですね。
カエルを見たことがある人やペットで飼育している場合ほとんどがニホンアマガエルだと思います。
ニホンアマガエルはかわいいことからマスコットや雑貨のデザインとして人気もあります。
ニホンアマガエルのかわいさの魅力、そしてニホンアマガエルの生態についてご紹介していきます。
ニホンアマガエルって?
ニホンアマガエルは黄緑色をしている小さなカエルです。
ニホンアマガエルの特徴は周囲によって体色を変えることができるということです。
例えば草むらにいる時、草むらは緑色なのでニホナマガエルも緑色の体色になります。
なぜ周囲によって色を変えられるのでしょうか。
その理由は色素胞と呼ばれる色素のつまった細胞をたくさん持っているからです。
この細胞が周りに合わせて大きさを変えて色を変えているのです。
この特徴は、天敵に見つかって食べられるのを防ぐためにとても役立っています。
ニホンアマガエルの寿命は5~10年と言われています。
鳴き声は一般的にイメージする鳴き声になります。
一般的と言うと「ゲッゲッゲッ」「グワッグワッグワッ」をイメージするのではないでしょうか。
実は鳴くのはオスだけという特徴もあります。
大きさは3~4cmぐらいでメスの方がオスよりも大きいです。
卵を産む時以外は水に入らずに主に木の上で生活をしています。
他のカエルに比べ、ニホンアマガエルは数を減らさずに生活できると言われています。
食べ物は昆虫をエサとしており、動いているものを食べます。
そのため動かないものや死んでしまっているものには興味はありません。
かわいいニホンアマガエルの魅力
なんと言ってもかわいらしい外見なのでニホンアマガエルはマスコットや雑貨などのデザインに多く使われています。
黄緑色をしたカエルのマスコットや雑貨は多く販売されているので一度見たことがある方も多いと思います。
子どもが捕まえてくるカエルもニホンアマガエルです。
基本的に人に慣れやすいことから幅広い世代から人気があり、ペット向きでもあります。
オタマジャクシから育てるのが簡単なのでペットで飼う方も多いでしょう。
オタマジャクシやカエルは水田で捕まえることができるので更にペット向きであります。
しかし、ペットで飼う場合や水田で捕まえる時、気を付けなければならないことがあります。
それはニホンアマガエルの毒に注意しなければなりません。
上手な飼育方法と注意したい点についてご紹介していきます。
上手な飼育方法、注意したいこと
まず、ニホンアマガエルを捕まえる時は皮膚毒の危険があるため注意が必要です。
ニホンアマガエルは春5~6月になると水辺に集まり、田植えの時期には必ずいます。
網などを使ってから捕まえるようにし、触った時は必ず手を洗いましょう。
かわいいニホンアマガエルであっても毒を持っているということを覚えておき飼育することです。
ニホンアマガエルは指に吸盤がついているので指にきゅっと吸い付きます。
この姿がかわいいニホンアマガエルの魅力とも言えるでしょう。
触った後に目をこすると失明する危険性があります。
ニホンアマガエルをペットとして飼育する時は極力、自然に近い形を再現してあげることが大切です。
カエルが動き回れる高さのあるケースや水槽が好ましいです。
床材は定期的に洗う必要があるため、自分が掃除しやすいものを選び観葉植物を置いてあげましょう。
観葉植物も定期的に洗ってあげましょう。
エサはペットショップで販売されているコオロギSS~Sサイズなどを与えます。
ニホンアマガエルは動いているものを捕まえて食べるので生エサがなければ保存用をピンセットなどで動かしてあげると食べやすくなります。
ニホンアマガエル まとめ
いかがでしたか?
雑貨屋でも多く見つけるカエルのデザイン雑貨やマスコットはとてもかわいいですよね。
ニホンアマガエルの生態やかわいさをよく知ることで更に愛らしい生き物になるでしょう。
(ライター Yupi)