南国のフルーツの代表格とも言えるマンゴー。
誰しもが一度や二度は食べた事があるかと思います☆
マンゴーはそのまま食べても美味しいですが、ジャムやジュースにしても美味しいですよね。
今回はマンゴーの生態や産地や旬の季節などについて紹介していきたいと思います。
マンゴーと宗教の関わり
マンゴーと宗教は深い関わりがある事を知っていましたか?
インド東部では約4000年前からマンゴーの栽培が行われていて、ヒンドゥー教では万物を支配する神であるブラジャーパティの化身とされているんだそうです。
インドではマンゴーはただのフルーツでは無く聖なる物として大切にされている樹だそうです。
さらには仏教でもマンゴーは聖なる樹として扱われていて、マンゴーの樹の下でお釈迦様が休まれたという言い伝えから聖なる物として扱われるようになったんだそうです。
普段何気なく食べているマンゴーですが、国や宗教によっては見方が変わって来るんですね!
マンゴーの原産地と歴史
マンゴーの原産地はインドからインドシナ半島周辺となっています。
生産が盛んな国は多くあり、インド・メキシコ・台湾・フィリピン・タイ・オーストラリア、日本では沖縄・宮崎・鹿児島・和歌山・熊本などで栽培されています。
日本に初めてマンゴーがやって来たのは明治時代からで、国内で栽培が盛んに行われ始めたのは1970年代に入ってからです。
しかし開花の時期が丁度梅雨の時期とかぶる事から、当時は結構苦労したようです…。
苦労した挙句導き出された方法が、ハウス栽培なんです!
現在でも変わらずマンゴーの栽培方法はハウス栽培が基本となっています。
マンゴーの効能と見分け方
マンゴーには様々な効能がある事を知っていましたか?
まず、主な栄養成分はβカロテン・葉酸・食物繊維・カリウムなどです。
期待される効能は、美肌効果・がん予防・貧血予防・便秘改善・高血圧予防・動脈硬化予防・脳梗塞予防・心筋梗塞予防などです。
あまり知られていませんが、マンゴーは細胞の老化を押さえる抗酸化作用もあり病気の予防なども出来る優れたフルーツなんですよ♪
日本で栽培されるのはアーウィン種やキーツ種のマンゴーで、他はメキシコ産のヘイデン種やケント種やトミーアトキンス種、フィリピン産のマニラスーパーやイエローマンゴーやゴールデンマンゴー、タイ産のナンドクマイ種、オーストラリア産のケンジントンプライド種やパルマー種などがあります。
美味しいマンゴーの見分け方としましては、果皮がしっとりしていて艶があり色が鮮やかな物を選ぶと良いそうです。
逆に避けた方が良い物は、シワがあるものや果皮に黒い斑点があったり触ったときにブヨブヨしているものは選ばない方が良いようです。
一番状態がいいのは採りたての果皮に白い粉のようなのが付いているのが一番良いようです。
マンゴーの旬の季節
マンゴーは外国産でしたら周年出回っていますが、国内産の物が最も多く出回る時期は7月頃からがピークのようです。
マンゴーで一番人気の宮崎県や沖縄県のマンゴーが出回る時期をそれぞれ見てみると、宮崎県産は4月から徐々に出回り始めて8月くらいまで旬の物が出荷されます。
沖縄県産は7月に集中して旬の物が出回るようです。
勿論外国産のマンゴーも美味しいですが、やはり国内産の収穫したてのマンゴーには負けますね!
マンゴーについてのまとめ
今回はマンゴーについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?
国内産のマンゴーは少し価格が高めですが、自分へのご褒美に食べてみて下さい♪
購入する時は美味しいマンゴーの見分け方を参考に選んでくださいね。
ライターMISAKI