皆さんはビーシュリンプという生き物をご存知でしょうか?

アクアリウム界では人気者なんだそうです☆

 

ただ希少性が高いので、一匹のお値段が数十万円とお高いです…。

そんなセレブ的なビーシュリンプはどんな餌を与えればいいのでしょうか?

今回はビーシュリンプの生態や特徴、そして餌について紹介していきたいと思います。

ビーシュリンプってどんな生き物なの?~生態と特徴について~

ビーシュリンプの生態は、ヌマエビ科カワリヌマエビ属のエビの一種です。

このビーシュリンプという名前は、体の縞模様がハチ(Bee)に似ている事からこの名が付けられたようです。

生息地は、現在では中国南部で繁殖されていますが、本来は別の場所に生息していたらしく、その生息場所は既に開発などによって消滅しているので分からないそうです。

生活環境も、本来の生息地が不明なためビーシュリンプに合った環境というのはハッキリ分かっていないんだそうです。

 

平均体長は約3㎝程の小型のエビです。

体の特長としましては、体つきは細身でスマートな体型をしています。

 

稀に全身がむっくりしたものがいますが、これは通常よりも血が濃くなっている可能性が高くあまり健康的では無いようです。

体の色は透明な体に赤と白の紅白模様となっていて、この模様はビーシュリンプの最大の特長と言えるでしょう。

額角にはノコギリの歯のようなものが付いていて、頭と胸の部分は硬い殻で覆われています。

胸脚は全部で10本あり、左右2本ずつ合わせて4本がハサミを持っていて、残りの6本の脚で歩いたりしています。

 

オスメスの見分け方としましては、オスは全体的に細く腹部が直線的になっていて、メスは全体的に丸みを帯びていて腹部が山状になっています。

繁殖期は特に決まっていなく1年中繁殖可能となっています。

 

特に一番活発になるのは、春~夏にかけてだそうです。

繁殖期に入ったメスは色素が少し変化し、交尾を終えて産卵期に入ると後頭部の中の部分に黒っぽい斑点が出てきます。

 

産卵後早ければ25日、長くて30日くらいで孵化しますが、それ以上経っても孵化しない場合は水質に異常がある事が考えられます。

飼育下で一つ気を付けなければいけないのが、繁殖期に入ってから卵が孵化するまでの間は水換えなどをしないように心掛けましょう。

 

この時期に飼い主さんが水槽の中を触って環境を変えてしまうと産卵しても孵化出来なかったりして、繁殖が失敗してしまう事があるようです。

ビーシュリンプの平均寿命は1年~2年くらいとされています。

ビーシュリンプにはどんな餌を与えればいいのか?~ビーシュリンプの雑学~

ビーシュリンプは一匹の値段が高いので、間違えた餌を与えて早死にさせない為にシビアになる方も多いと思います。

ビーシュリンプに良いとされているオススメの餌は、人工飼料や酵素や赤虫やホウレンソウが挙げられています。

人工飼料や酵素や赤虫などは販売されているものを使ってもらって大丈夫なのですが、ホウレンソウはスーパーなどに売っているものは農薬を使われている場合もあるので与えない方が良いでしょう。

 

餌をあげる頻度としては、毎日ではなく2日~3日おきにあげると良いですよ♪

餌を与えるたびに食べ残しが無いかをチェックして、食べ残しがある場合は掃除してあげましょう。

 

ただし、複数飼いの場合はすぐに食べつくしてしまうと思うので、朝と昼に分けて与えてあげて下さい。

エビは見た目だけでは痩せているのか太っているのか判断が出来ないので、こまめにチェックして餌を与える頻度を決めて下さい。

ビーシュリンプについてのまとめ

今回はビーシュリンプについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?

エビを飼育するのは結構難易度が高いものですが、興味がある方は是非チャレンジしてみてください!

ライターMISAKI