映画で一躍スターになった熱帯魚「クマノミ」

ニモの愛称で知られていますが、今このクマノミを飼っている方も多いのではないかと思います。

 

クマノミが元気に長生きしてくれるように、どんな餌を与えればよいのでしょうか?

クマノミの餌について、詳しく紹介していきたいと思います。

クマノミとは?

「クマノミ」とは、クマノミ亜科に属する海水魚のことです。

インド太平洋の熱帯地域で見ることができ、深度60メートル以浅のサンゴの近くに生息しています。

クマノミは最大オスで10センチ、メスで15センチまで成長します。

体の色は生息地域によって変わりますが、基本的にオレンジ色の体に、大き目の白色ラインが2つと黒色の細いラインが入っています。

赤ちゃんクマノミは、オレンジ色の体に白い横線があります。

クマノミの餌の種類

クマノミの餌には、「人工飼料」と「冷凍飼料」があります。

人工飼料とは、メーカーが作っている熱帯魚の餌です。

 

顆粒やフレーク、クリルなどのタイプがあります。

肉や魚、虫や栄養素をまとめて乾燥させたものです。

 

お店でもたくさんの種類が販売されていて、手軽に購入できます。

冷凍飼料とは、ブラインシュリンプ、アミエビなどを凍らせたものです。

 

新鮮なまま冷凍されています。

ペットショップなどで販売されています。

人工飼料のいいところ

人工飼料は手軽な値段で、手軽に与えることができます。

餌の蓋をあけて、サッと餌をあげられます。

長期保存もきくので、一つ人工飼料を購入すると、何年も持ちます。

人工飼料には色々な種類があります。

 

餌に使われている肉や魚の割合や臭いなども違います。

クマノミを飼育している方の多くは、人工飼料で育てています。

冷凍飼料のいいところ

クマノミは冷凍飼料に食いつきがいいです。

冷凍飼料は栄養価が高く、免疫力をUPさせることができます。

病気のときの薬代わりにもなります。

 

冷凍飼料は、B5サイズ弱の大きさが1シートで、1シート300円ぐらいで購入できます。

クマノミに与える冷凍飼料は「冷凍ブラインシュリンプ」と「冷凍ホワイトシュリンプ」になります。

冷凍ホワイトシュリンプは少し大きめなので、4センチ以上のクマノミに適しています。

クマノミにおすすめの餌

クマノミにおすすめの餌は「人工飼料」と「冷凍飼料」を使い分けることです。

クマノミによって、餌の好みが違います。

 

人工飼料が好きなクマノミもいれば、冷凍飼料が好きなクマノミもいます。

中には人工飼料を餌と認識してくれないクマノミもいます。

 

餌の理想は、普段は人工飼料の餌をあげて、病気になったときの力をつけるために冷凍飼料をたまに与えましょう。

冷凍飼料を1シート買って、ストックしておくのがいいと思います。

餌の与え方

餌は1日一回以上与えましょう。

クマノミはお腹に餌を溜め込むので、1日一回で大丈夫です。

 

数日間餌を与えなくても大丈夫だと言われています。

混泳している海水魚がいる場合は、その魚の餌に合わせましょう。

 

餌を与える回数もその魚に合わせて良いです。

クマノミは底に沈んだ餌に見向きもしません。

クマノミの前に餌がやさしく落ちてくるようにすると食べます。

 

クマノミはお腹一杯になると餌を食べるのをやめるので、餌の量は餌を与えながら調節していきましょう。

人工飼料をなかなか食べてくれないクマノミには、冷凍飼料を少し入れて臭いで刺激しながら、人工飼料を与えましょう。

 

冷凍飼料をコップなどの容器に飼育水で溶かします。

スポイトなどを使うと与えやすいですよ。

クマノミの餌は何がいいのかについてのまとめ

クマノミの餌について詳しく紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

クマのみにおすすめの餌は「人工飼料」と「冷凍ブラインシュリンプ」です。

クマのみは餌を食べたり食べなかったりするので、2つのタイプの餌を使い分けて与えましょう。

(ライター 雲呑)