ツンツンと指で突付けば、くるっと丸まっちゃう可愛いダンゴムシ。

子どもの頃、よく遊びましたよね。

 

ダンゴムシは小さくて足がたくさんありますが、ダンゴムシの足の数を数えたことはありますか?

ダンゴムシの足の数は一体何本あるのでしょうか・・・

ダンゴムシの特徴と共に調査してみました。

ダンゴムシとは?

「ダンゴムシ(団子虫)」とは、ワラジムシ目に分類される動物のなかで陸生で、外部から刺激を受けると体が丸くなる習性を持つもののことです。

私達がごく普通に見ている団子虫は、実は「オカダンゴムシ」です。

その他日本には、砂浜に住む「ハマダンゴムシ」、森林に住む「コシビロダンゴムシ」がいます。

ダンゴムシは乾燥に弱いので、湿っている場所が好きです。

 

石の下や植木鉢の下などにいますね。

ダンゴムシは夜行性です。

 

昼間は敵に食べられないように隠れています。

ダンゴムシの活動期間は2月~11月です。

 

ダンゴムシは寒い冬になると冬眠します。

石の下などに集まって冬眠するんですよ。

 

ダンゴムシの餌は基本的に落ち葉です。

ですが、与えたものは何でも食べてしまうところもあります。

 

キュウリやエビなども食べ、スナック菓子も食べてしまいます。

ダンゴムシの寿命は約3~4年だといわれています。

ダンゴムシの体

ダンゴムシの大人の場合、体の大きさは約1センチです。

ダンゴムシの体の作りはエビや蟹に似ているところがあります。

体は14の大節からできています。

 

まず、1節は頭です。

触角や口、眼が付いています。

 

この眼ですが、ダンゴムシはとっても眼が悪いのです。

2~8節は胸です。

 

7節あり、それぞれ1対づつ足が付いています。

ダンゴムシの足にはスネ毛が生えています。

 

しかも結構ボーボーふさふさです(笑)

足の先は爪のように尖っています。

 

これが色々なところを登るときに役に立っているのです。

9~13節はお腹です。

 

生殖器や呼吸器官、尻尾肢が付いています。

ダンゴムシはお腹の中で卵が孵化します。

ダンゴムシの足の数

ダンゴムシの足の数は「14本」です!

胸の7つの節に1対づつ足が付いているので、7×2で14本です!

 

ですが、これは・・・大人のダンゴムシだけです。

生まれたばかりの赤ちゃんダンゴムシは足が12本しかありません!

 

2度目の脱皮を終えると、14本の足になるのです。

ダンゴムシは成長するにつれて足が1対増えます。

 

ということで、ダンゴムシの足の数は、大人で14本。

赤ちゃんは12本だということです。

ダンゴムシは益虫でもあり、害虫でもある!?

ダンゴムシは土を再生してくれます!

落ち葉を食べるダンゴムシは、お腹の中で落ち葉を消化したあとに糞として土に返し、微生物が分解しやすくなるように手助けをしてくれます。

 

そしてダンゴムシは、人に衛生的な害を及ぼすこともありません。

その一方で、農作物の葉っぱや新芽などを食べるので、害虫とされることもあります。

 

ダンゴムシがたくさんうじゃうじゃと集まっている光景も、少し気持ちが悪いですよね。

ダンゴムシを除去する薬品なども売られています。

ダンゴムシを益虫にするのか、害虫にするのかは、人それぞれで異なります。

ダンゴムシの足の数についてのまとめ

ダンゴムシの特徴と共にダンゴムシの足の数について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

ダンゴムシの足の数はいくつあるのか解りましたか?

 

ダンゴムシの足の数は、大人が14本で、赤ちゃんが12本です。

この機会に、子どもの頃を思い出してダンゴムシを捕まえてみませんか?

ダンゴムシは飼育することもできるので、興味のある方はじっくりダンゴムシを観察してみましょう。

(ライター 雲呑)