白文鳥は純白の羽がとても綺麗な文鳥です。
ペットとしても人気があり、愛嬌もあります。
白文鳥の寿命はどのぐらいなのでしょうか。
白文鳥について調べてみました。
白文鳥とは?
白文鳥(ハクブンチョウ)は文鳥の仲間です。
別名”シロブンチョウ”とも呼ばれます。
文鳥のアルビノではなく、生まれもって全身の羽が白いのです。
愛知県弥富市が白文鳥の発祥の地と呼ばれています。
明治時代に愛知県弥富市で突然、純白の文鳥が産まれたことが白文鳥の始まりです。
日本で産まれた白文鳥は、お米のように白く、お米が好きな鳥なので英名で「Japanese Rice Bird(ライスバード)」とも呼ばれています。
白文鳥はペットとして飼うことも出来ます。
ペットショップでは、2500~5000円ぐらいの値段で販売されています。
初めて鳥を飼う人でも、飼育はあまり難しくありません。
餌代なども安く、大きな鳴き声も出さないので、近所迷惑にもなりません。
生後1ヶ月のヒナから育ててみるのもオススメです。
白文鳥の生態
白文鳥は体長約15cm、体重約25gでとっても小さいです。
人の片手の中に納まるぐらいの大きさです。
滑らかな羽毛がとても美しくて、雪のような純白の白いカラーがとても綺麗です。
真っ白な大福みたいでとっても美味しそう・・・いやいや(笑)とっても可愛いんですよ。
紅色の口ばしも白い羽に映えて、魅力的です。
うるさくない、優しい鳴き声も特徴のひとつです。
白文鳥は体温が高く、42度の高温です。
そのためとても寒さに弱いので、体温が下がると死に至る場合もあります。
体温が下がらないように、温度には十分に気をつけなければいけません。
白文鳥は水浴びが大好きで、水浴びすることは欠かしません。
水浴びしている姿はとってもキュートですよ。
白文鳥が水浴びするのは羽毛を綺麗にしたり、体調を整えるためだと言われています。
文鳥全種類に共通している性格なのですが、文鳥は陽気で明るくて活発です。
そして、繊細な一面もあり、中には人見知りをしたり、怖がりな文鳥もいます。
白文鳥も同じです。
ですが白文鳥だけの性格として、他の文鳥より気が強く、人間の言葉が解っているのではないかと思うぐらいとっても賢いんです!
白文鳥は一度好きになってくれると、懐いてくれて、ずっと仲良しでいられます。
飼い主さんを見て嬉しそうにピョンピョン跳ねたり、甘えてくれたりします。
もっと馴れると、手乗りしてくれることもあります!
白文鳥は飼い主さんのことが好きすぎて、嫉妬することもあるんですよ。
こんな可愛い白文鳥ですが、懐くまでに時間がかかることもあります。
白文鳥と生活していく上でもっとも大切なのは「信頼関係」と「愛情」です。
指先やペンの先などを向けると、白文鳥は威嚇されたと思ってしまいます。
白文鳥が何かしているときにやめさせようとして、怒ったり怒鳴ったりすることも禁止です。
攻撃されたと思って敵とみなしてしまうそうですよ。
白文鳥の寿命
文鳥の1年間は人間の10年分になるそうです。
白文鳥も同じで、ギュッと凝縮された時間を大切に育てていきたいですよね。
そんな白文鳥の寿命は一般的に7~8年と言われています。
ですが、過去には18年生きた白文鳥もいるそうです。
白文鳥が長生きするために重要になってくるのが意外にも「爪切り」です。
爪が伸びすぎると白文鳥の指が変形してしまうそうです。
そうすると木に上手に乗れなくなってしまいます。
怪我をしたりすることもあるので、白文鳥が長く生きるために「爪切り」はとても重要なことなのだそうですよ。
ペットとして迎え入れた白文鳥が少しでも長く生きられるように、たくさんの愛情をかけて可愛がってあげたいですね。
(ライター 雲呑)