みなさんは、ブバルディアという花を知っていますか?
名前からはどんな花なのか、全く想像がつきませんね。
実はこの花、とても素敵な花言葉を持った花なんです。
今回はブバルディアの特徴や花言葉などについて、まとめていきたいと思います。
ブバルディアってどんな花?
ブバルディアは、日本では「管丁字(かんちょうじ)」とも呼ばれています。
その名の通り、花は細い筒状になっており、先端が十文字のように開きます。
漢字で書くと、どんなお花なのかイメージしやすいですね。
一つ一つの花は小さいですが、一つの茎の先端に数輪まとまって咲くので、とても可愛らしく華やか。
数輪から多い時では30輪がまとまって咲くことも。
「ブバルディア」というなんだか厳つい名前とは正反対な感じです。
色は赤、白、ピンク、黄色、オレンジなど。
原産地は中南米で、日本では主に伊豆大島で栽培されています。
開花時期は10月~翌年4月頃ですが、「シェード栽培」という栽培方法によって一年中楽しむことができます。
あまり耐寒性がないので、鉢植えや地植えよりも、切り花として花束やフラワーアレンジメントに利用されることが多いそう。
ブバルディアという名前の由来は、パリの王室庭園の園長だった「シャルル・ブーヴァル」からきていると言われています。
素敵な花言葉
ブバルディアの花言葉は「清楚」。
男性相手だとピンときませんが、女性に贈る花言葉としては最高の誉め言葉ですね。
言われて嬉しくない女性はいないと思います。
他にも、「親交」「夢」「羨望」「幸福な愛」「情熱」「憧れ」など、とても素敵な花言葉が込められており、贈り物にもピッタリですね!
特に、男性から女性へのプレゼントには最適です。
交際を申し込む時、プロポーズをする時など、ここぞという時にブバルディアをあしらった花束やフラワーアレンジメントを贈ってみてはいかがでしょう。
相手の誕生花ならば、喜んでもらえること間違いなし。
ブバルディアが誕生花となっているのはこちら。
→10/10、10/18、10/22、11/1、11/2、11/6、11/10、11/13、11/19、12/16、12/26
また、白いブバルディアはその可愛らしい見た目と「幸福な愛」という花言葉から、ウェディングブーケにも良く使われています。
「親交」という花言葉を込めて、親しい友人へ贈るのもおすすめです。
ブバルディアを育ててみよう
ブバルディアは耐寒性がないため鉢植えなどには向いていないと書きましたが、育てることができないわけではありません。
基本的には15度以上で生育し、冬の間も最低7~8度は保つようにすれば、栽培は可能。
霜に当たると枯れるので、屋内での栽培をおすすめします。
水はけと日当たりの良い場所を好み、定期的に肥料を与える必要もあります。
水切れを起こすと生育が止まったり、落葉する場合があるので注意しなければならないのですが、かといって水のやりすぎは根腐れを起こします。
土の状態をよく把握して、ちょうど良い水分量を保つようにしましょう。
冬は乾かし気味でも大丈夫です。
暑さには強いですが、夏の直射日光は避けてください。
成長に従って大き目の鉢に植え替えをするようにしましょう。
高さは30~100cmにもなるので、それを踏まえて置き場所などもよく考えてくださいね。
ブバルディアについてのまとめ
フラワーギフトの定番と言えば、バラやガーベラなど1輪でも華やかで美しい花が多いですよね。
しかし、ブバルディアは小さいながらも可愛らしい花と、とても素敵な花言葉を持っています。
次にフラワーギフトを贈る機会があれば、ブバルディアを贈ってみてはいかがでしょうか。
(ライター もんぷち)