男女関係無く幅広い年代の方から愛されるフルーツの一つである桃。
桃はそのまま食べても美味しいですが、デザートやジュースなどにして色々な食べ方が出来るのが良いですね!
実がとろけるように柔らかくコクのある甘みを持ち香りも良く、贅沢な気分にさせてくれるにも関わらずスーパーなどでお手頃価格で販売されているのも良い所ですね☆
今回はそんな桃について色々書いていきたいと思います。
桃の原産地と歴史
古い歴史を持つフルーツは沢山ありますが、桃もその内の一つとされていまうす。
桃の原産地は中国で、果肉の表面が毛で覆われいる事から中国では「毛毛(モモ)」と書きます。
中国では桃は特別なフルーツとされていて、不老不死になれる仙果として扱われているそうです。
中国からシルクロードを辿り西へ渡りペルシャへと伝わっていきました。
1世紀には古代オリエント一帯とギリシャとローマにも伝わっていきました。
17世紀に入る頃にはアメリカ大陸まで渡り、それぞれの地域で品種改良が重ねられて黄色に変化していったと言われています。
日本に桃がやってきたのは、弥生時代で実際に食べられるようになったのは平安時代からだそうです。
しかし、当時の桃はあまり甘く無く観賞用や薬として使われていたようです。
江戸時代から栽培が開始されて、明治時代に桃作りに情熱を注いでいたという大久保重五郎が新種の白桃を発見し、それが岡山特産の白桃誕生になりました。
白桃をキッカケに次々に新種の桃が作られるようになったそうです。
少し余談になりますが、缶詰の桃を食べた事がある方は分かると思いますが実が黄色になっていますよね。
あれは、アメリカのカリフォルニア州で生産されているもので世界中に輸出されています。
私達の中では桃と言えばピンク味がかかった白い果実という印象ですが、アメリカでは桃と言えば黄色なんだそうです。
桃の旬の季節と効能
桃の旬の季節は種類によって大きく異なってくるので分けて書いていきますね!
【極早生種】
5月下旬~6月中旬くらいまで。
ひめこなつ・ちよひめ・はなよめ。
【早生種】
7月上旬~下旬まで。
白鳳・たまき・なつき・日川白鳳・加納岩白桃
【中生種】
8月上旬~下旬まで。
あかつき・おどろき・龍ノ沢ゴールド・ワッサー・まどか
【晩生種】
8月下旬~9月中旬まで。
川中島白桃・ゆうぞら・紅綿香・黄金桃・一宮水密
【極晩生種】
9月中旬~10月上旬まで。
白根白桃・桃水・西尾ゴールド・光月・さくら
桃はカロリーが高いフルーツと思われがちですが、実際は全体の90%は水分で残りの10%にショ糖・果糖・ブドウ糖が含まれておりビタミンやミネラル類も多く無くカロリーは比較的低いとされています。
桃は次のような方に良いとされています。
エネルギー補充/疲労回復/夏バテ予防/血行不良/冷え性/むくみ/便秘/腸内環境の改善/糖分補給/ダイエット/血圧改善/生活習慣病/老化予防/肌のトラブルなど…。
桃に含まれているクエン酸やリンゴ酸はエネルギー代謝に関わっているクエン酸回路を活発にしてくれる働きがあるようです!
さらには、三大栄養素と言われる糖質・脂質・タンパク質も含まれており、代謝に不可欠とされているナイアシン・ビタミンe・ビタミンcなどの疲労と関わりの深い栄養素がたっぷり含まれています。
桃についてのまとめ
今回は桃について紹介しましたが如何でしたでしょうか?
近年は栄養管理をしっかり出来ていない方が増えてきていて、生活習慣病なども問題になってきています。
日頃から気を付けたくても中々難しいという方は、こうゆう体に良いフルーツを食べると良いのではないでしょうか?
ライターMISAKI